HOME 国内、日本代表

2023.10.03

廣中璃梨佳が今大会2個目の銀メダル!フィニッシュ直前に逆転許すも女子主将として激走、山本有真も4位入賞/アジア大会
廣中璃梨佳が今大会2個目の銀メダル!フィニッシュ直前に逆転許すも女子主将として激走、山本有真も4位入賞/アジア大会

アジア大会女子5000mで銀メダルを獲得した廣中璃梨佳(右)と山本有真

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)

中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の5日目午後セッションが行われ、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が15分15秒34で銀メダルに輝いた。山本有真(積水化学)は15分30秒08で4位入賞を果たした。

スタート直後からトップに立った廣中は、最初の1000mを3分で引っ張る。先頭集団は7人。2000m手前でいったん2番手に下がったが、残り3周から満を持して再びトップに立つ。ここで山本が集団から遅れた。

徐々にペースを上げながら集団の人数を絞ると、残り2周で3人、そして、残り600mからは前日の3000m障害銀メダルのパルル・チャウダリ(インド)と一騎打ちに。

廣中がペースを上げ続け、残り200mで2~3mのリードを奪う。最後の直線に入って、そのまま逃げ切るかと思われた。だが、残り50mを切って猛然と迫ったチャウダリに、フィニッシュ直前に逆転を許した。

それでも、初日の10000mに続く今大会2個目の銀メダルを獲得し、日本陸上チームの女子主将としてアジアに足跡を刻んだ。

山本は終盤に見事な追い込みを見せ、メダルラインにあと一歩と迫った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州) 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の5日目午後セッションが行われ、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が15分15秒34で銀メダルに輝いた。山本有真(積水化学)は15分30秒08で4位入賞を果たした。 スタート直後からトップに立った廣中は、最初の1000mを3分で引っ張る。先頭集団は7人。2000m手前でいったん2番手に下がったが、残り3周から満を持して再びトップに立つ。ここで山本が集団から遅れた。 徐々にペースを上げながら集団の人数を絞ると、残り2周で3人、そして、残り600mからは前日の3000m障害銀メダルのパルル・チャウダリ(インド)と一騎打ちに。 廣中がペースを上げ続け、残り200mで2~3mのリードを奪う。最後の直線に入って、そのまま逃げ切るかと思われた。だが、残り50mを切って猛然と迫ったチャウダリに、フィニッシュ直前に逆転を許した。 それでも、初日の10000mに続く今大会2個目の銀メダルを獲得し、日本陸上チームの女子主将としてアジアに足跡を刻んだ。 山本は終盤に見事な追い込みを見せ、メダルラインにあと一歩と迫った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍

中国電力に所属する岡本直己が来年1月に引退することが12月13日、明らかになった。 1984年5月生まれで40歳の岡本。鳥取・東伯中、由良育英高(現・鳥取中央育英高)を経て明大に進んだ。大学2年時には、箱根駅伝予選会の1 […]

NEWS ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

2024.12.13

ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

12月13日、ユニクロは長沼祥吾監督が11月末で退任し、来年2月末をもって退社することを発表した。 長沼監督は長崎県出身の56歳。筑波大大学院を修了後、94年に営団地下鉄陸上部の立ち上げにあたって監督に就任。世界選手権マ […]

NEWS 京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望

2024.12.13

京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望

第32回全国中学校駅伝が、12月15日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山 史上4校目の連覇なるか 坂や鶴ヶ島藤なども有力/全中駅伝男子展望

2024.12.13

京山 史上4校目の連覇なるか 坂や鶴ヶ島藤なども有力/全中駅伝男子展望

第32回全国中学校駅伝が、12月15日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 富士山女子駅伝エントリー発表! 立命大は村松灯ら全日本Vメンバーが登録 名城大も谷本七星ら主力がエントリー 拓大・不破は最後の学生駅伝

2024.12.13

富士山女子駅伝エントリー発表! 立命大は村松灯ら全日本Vメンバーが登録 名城大も谷本七星ら主力がエントリー 拓大・不破は最後の学生駅伝

日本学生連合は、12月30日に行われる2024全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)のエントリー選手を発表した。 10月の全日本大学女子駅伝で9年ぶりに女王の座を奪還した立命大は、同大会で区間賞を獲得した村松灯(4年) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top