◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の5日目午後セッションが行われ、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が15分15秒34で銀メダルに輝いた。山本有真(積水化学)は15分30秒08で4位入賞を果たした。
スタート直後からトップに立った廣中は、最初の1000mを3分で引っ張る。先頭集団は7人。2000m手前でいったん2番手に下がったが、残り3周から満を持して再びトップに立つ。ここで山本が集団から遅れた。
徐々にペースを上げながら集団の人数を絞ると、残り2周で3人、そして、残り600mからは前日の3000m障害銀メダルのパルル・チャウダリ(インド)と一騎打ちに。
廣中がペースを上げ続け、残り200mで2~3mのリードを奪う。最後の直線に入って、そのまま逃げ切るかと思われた。だが、残り50mを切って猛然と迫ったチャウダリに、フィニッシュ直前に逆転を許した。
それでも、初日の10000mに続く今大会2個目の銀メダルを獲得し、日本陸上チームの女子主将としてアジアに足跡を刻んだ。
山本は終盤に見事な追い込みを見せ、メダルラインにあと一歩と迫った。
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