◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午後セッションに行われた女子棒高跳で、諸田実咲(アットホーム)が銀メダルを獲得。自らの日本記録を7cm更新する4m48に成功した。
「まさかです。記録は狙っていなくて、3位以内に入れればいいなって思っていました」。そう言って目を丸くする。アジア記録保持者の李玲、17年U18世界選手権金メダルの牛春格という強力な中国勢がいたため、「銀メダルが取れるとは思っていなかったです」と笑う。
試技だけで見れば絶好調だった。3m80からスタートさせた諸田は、4m00、4m10、4m20、4m30と1回で成功を重ねていく。今季は6月中旬から膝を痛めていた影響もあり、アジア選手権以降もなかなか調子が上がらなかった。「3週間前にやっと痛みが減ってきました」。現地入りしてから「すごく動けて、ワクワクした気持ちがあった」という。
「動きにキレもあって、踏み切りに向けてスピードも出せた。4m30がすごくい浮いていたので、これは4m40は普通にいけるなって」
そのイメージ通り、昨年までの日本記録を、この大舞台で跳んで見せた。続く4m48は「もっとポールを曲げられて、反発をもらうイメージでいったら跳べちゃいました」。
ビッグゲームで跳んだ価値あるビッグジャンプ。「大きな大会で跳べたことで自信が得られました。パリ五輪も少し近づいたかなって思います」。
小学生時代から棒高跳に魅了され、学生記録、日本記録と塗り替えてきた諸田。棒高跳王国・群馬が生んだ最高傑作は、世界へ飛び立つための準備に入った。
女子棒高跳日本歴代5傑
4.48 諸田 実咲(アットホーム) 2023.10. 2 4.40 我孫子智美(滋賀レイクスターズ) 2012. 6. 9 4.36 錦織 育子(三慶サービスAC) 2006. 4.29 4.35 近藤 高代(長谷川体育施設) 2004. 5.29 4.33 那須 眞由(KAGOTANI) 2022. 4.24RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.01.14
日本記録保持者・兎澤朋美が子どもたちにパラスポーツを伝える「広めて知ってもらいたい」
2026.01.14
天津アジア室内に桐生祥秀、田中希実、中島ひとみ、久保凛ら21名代表発表
-
2026.01.14
-
2026.01.13
-
2026.01.13
2026.01.12
800m日本記録保持者・久保凛が今春、積水化学へ!TWOLAPS拠点に世界へチャレンジ
-
2026.01.11
-
2026.01.11
-
2026.01.10
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2026.01.14
日本記録保持者・兎澤朋美が子どもたちにパラスポーツを伝える「広めて知ってもらいたい」
富士通は1月10日、「国際障がい者デー×Fujitsu Sports」の特別企画として、同社所属のパラ陸上選手・兎澤朋美と、兎澤が使用している義足を手掛けるオットーボックが、子どもを対象としたパラスポーツ・義足と触れるプ […]
2026.01.14
デサントのトップランナー向けランニングシューズ発売イベント 旭化成・山本歩夢、中西大翔も絶賛!
デサントジャパンは1月14日、トップランナー向けのランニングシューズ「DELTAPRO EXP V3(デルタプロ イーエックスピー ブイスリー)」発売にあわせてメディア向けの商品説明会・トークセッションを開いた。 かねて […]
2026.01.14
デサントからトップランナー向けランニングシューズ「DELTAPRO EXP V3」が1月14日より発売!
デサントジャパンが展開する『デサント』ブランドは1月14日、韓国・釜山にあるスポーツシューズ研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX) BUSAN(ディスクプサン)」に […]
2026.01.14
ドーピング容認大会にオレゴン世界陸上100m銀のブレイシー・ウィリアムズらが参加表明
男子100mオレゴン世界選手権銀メダリストのM.ブレイシー・ウィリアムズ(米国)が、ドーピング容認大会の「エンハンスト・ゲームス」に参加することが発表された。 100m9秒85のベストを持つブレイシー・ウィリアムズは16 […]
Latest Issue
最新号
2026年2月号 (1月14日発売)
EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝
