◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)1日目
日本インカレ1日目に男子10000mが行われ、27分06秒88の日本学生記録を持つリチャード・エティーリ(東京国際大)が28分15秒75で優勝した。
「とても暑かった。タイムは狙わず、優勝だけを目指しました」とエティーリは初優勝に笑顔を見せる。箱根駅伝予選会に向け「59分台を出したい」と言い、本大会では「(イェゴン・)ヴィンセントの記録をすべて塗り替えたい」と笑顔を見せた。
日本人トップの8位に入ったのが伊地知賢造(國學院大)。「日本人トップを狙っていた」。留学生にはつかず、「最初はマークされると思っていたので」と様子を見つつ、「ラスト上げていきました」と予定通りのレースを繰り広げて、右手を挙げてフィニッシュした。「地元の友達や近所の人も応援に来てくれた」と笑顔を見せた。
今年の箱根駅伝では4位。5区区間7位と粘走したものの、トップ3位を逃して「悔しかった」。駅伝有力校のエース級が軒並み駅伝に向けて合わせて出場を見送るなか、ラストイヤーで日本インカレに挑戦した伊地知。「1個、1個外せない。駅伝シーズンへ勢いをつけて流れを作りたかった」。まさにチームに勢いをもたらす力強い走りを披露。5000mは欠場する予定で、ここから駅伝シーズンへギアを上げていく。
大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。
あすリートチャンネル特設ページ

大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。
あすリートチャンネル特設ページ

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.10.27
-
2025.10.27
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.27
城西大が大逆転V!大東大2位、名城大3位、地元・東北福祉大4位、立命大は連覇ならず/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。 城西大は1区・本間 […]
2025.10.27
城西大が四半世紀ぶりV!「今年のチームは全員が主役」重い“日本一”の扉こじ開ける/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着・6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、冷雨のレースは最終盤に劇的なドラマが待っていた。 城西大の主将・金子陽向(4年 […]
2025.10.27
城西大3度Vすべて知る赤羽有紀子コーチ「うれしいでは収まらない」世界5位の経験伝える/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。 その25年前の20 […]
2025.10.27
女子100mHで加藤青葉(成岩SC/中1)が13秒97!中学1年生初の13秒台
10月25日の愛知県中学生新人大会(美浜町運動公園陸上競技場)女子100mハードル決勝で、加藤青葉(成岩SC/1年)が中1最高の13秒97(+0.9)で優勝した。 これまでの中1最高は2021年に香取菜摘(三和・茨城/現 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望