スイスのスポーツブランド「On」は14日、駿河台大駅伝部とパートナーシップを締結したことを発表した。
Onが提供するユニフォームは、デザインチームの拠点となるスイスの山々の稜線を地上におろし、陸上トラックと交わっている様子がイメージされている。駿河台大駅伝部のユニフォームカラーであるブルーとブラックのツートンカラーは従来どおりに採用され、超軽量かつ速乾性に優れた高い機能性を持つ素材を採用。デザイン性と機能性の両面で駅伝部の活動をサポートする。
駿河台大は2011年に駅伝部の本格強化がスタートし、翌年4月に法大OBの徳本一善監督が就任。22年の箱根駅伝にて悲願の初出場を果たしている。また、21年4月より女子駅伝部も立ち上げ、法大OBの松垣省吾監督指揮のもと、全日本大学女子駅伝出場を目指している。
徳本監督は今回のパートナーシップ締結について「駿河台大学駅伝部のランナーたちは、Onの革新的なテクノロジーを活用して自身の限界に挑戦し、それを乗り越えて成果を上げることができます。今後は、全日本大学駅伝、箱根駅伝出場、そして世界で活躍できる選手の育成を目指します」とコメントしている。
今回のパートナーシップ締結により、駿河台大は今日から4日間開催されている日本インカレ(埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場)から新たなユニフォーム・ウェアで臨む。
■駿河台大学駅伝部 選手・監督コメント全文
徳本一善監督(男子) 「駿河台大学駅伝部は、共に挑戦と失敗を成功へと変える力強い信念を共有しています。Onの革新的なランニングアイテムと駿河台大学駅伝部の熱意あるランナーたちは、困難なトレーニングや競争に直面しながらも、決して諦めずに前進します。挫折や困難は、成長の機会であり、学びの過程でもあるという共通の考え方を持っていると思いました。 このパートナーシップにより、駿河台大学駅伝部のランナーたちは、Onの革新的なテクノロジーを活用して自身の限界に挑戦し、それを乗り越えて成果を上げることができます。挑戦に立ち向かう勇気と、失敗から学ぶ柔軟性を持つことで、彼らの成功への道を進み、Onとともに歩めることを嬉しく思います。 今後は、全日本大学駅伝、箱根駅伝出場、そして世界で活躍できる選手の育成を目指します」 新山舜心主将(4年/男子) 「駿河台大学のイメージカラーである青と黒のグラデーションが綺麗で、このユニフォームを着ることで走りのモチベーションがとても向上すると感じました。また、着た感じも軽く走りやすいと感じました。箱根駅伝本戦出場、個人のパーソナルベスト更新を目標にしていきたいです」 松垣省吾監督(女子) 「私たち女子駅伝部は令和3年に創部し、全日本女子駅伝を目指しゼロからのチーム作りを行なっています。チームテーマは「強く・楽しく・美しく」まだ歴史の浅いチームだからこそ、目標へ向けたチャレンジ精神を強く持ち、挑戦する姿を見て前向きな影響を与えられるチームを目指すなか、Onの企業理念The Explorer SpiritやThe Positive Spiritを知り、Onと共に目標を目指す事を決めました。 目先のチーム目標は全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝に出場し、全国でも戦えるチームへ成長する事です。今年は初めて予選となる関東大学女子駅伝へ出場しますが、チャレンジはここからです。全日本大学女子駅伝出場へ向けチャレンジし続けて行きます!」 高橋愛香主将(3年/女子) 「とてもかっこいいユニフォームでモチベーションが上がりました。疾走感あるデザインの勢いに乗って、目標達成できる様に頑張ります! 今後の目標は全日本女子大学駅伝出場と富士山駅伝出場。自分たちのコンセプトを広める機会を掴み取れるように頑張っていきたい。まずは個性を活かし、全体の走力をあげてレースを楽しみながら勝ちにこだわって行きたいです」RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.18
横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く
-
2025.12.18
-
2025.12.18
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.18
箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集
前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]
2025.12.18
横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く
鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]
2025.12.18
26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定
アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳