HOME 国内、世界陸上、日本代表
200m・鶴田玲美「来年、再来年につなげたい」追加代表で個人初の世界舞台/世界陸上
200m・鶴田玲美「来年、再来年につなげたい」追加代表で個人初の世界舞台/世界陸上

鶴田玲美

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目

ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、女子200m予選6組に出場した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は、23秒49(-0.3)で6着どまり。予選敗退に「自分のやりたいこと、強みが一切なかった」と悔しさを吐露した。

8月上旬の富士北麓ワールドトライアルで、日本歴代3位の自己記録(23秒17)に迫るセカンドベストの23秒27をマーク。7月にはアジア選手権で5位入賞を果たすなど、「調子はまずまず」。レース前も「緊張でガチガチというわけではありませんでした」。それでも、2019年ドーハ世界選手権覇者のディナ・アッシャー・スミス(英国)ら世界のスピードに圧倒された。

2021年の東京五輪では4×100mリレーのアンカーとして出場し、世界の舞台としては2度目の経験。だが、今回はワールドランキングで出場枠のターゲットナンバー48人に入っていたわけではない。上位選手のキャンセル等による追加資格取得での代表入りに「出場が決まった時にはわけがわかりませんでした」。

ただ、そんな水準では世界との距離が縮まらないことは自覚している。「練習から意識を変えて、22秒台を出す気持ちで来年、再来年につなげたい」と鶴田。パリ五輪、東京世界選手権への思いを強くした。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目 ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、女子200m予選6組に出場した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は、23秒49(-0.3)で6着どまり。予選敗退に「自分のやりたいこと、強みが一切なかった」と悔しさを吐露した。 8月上旬の富士北麓ワールドトライアルで、日本歴代3位の自己記録(23秒17)に迫るセカンドベストの23秒27をマーク。7月にはアジア選手権で5位入賞を果たすなど、「調子はまずまず」。レース前も「緊張でガチガチというわけではありませんでした」。それでも、2019年ドーハ世界選手権覇者のディナ・アッシャー・スミス(英国)ら世界のスピードに圧倒された。 2021年の東京五輪では4×100mリレーのアンカーとして出場し、世界の舞台としては2度目の経験。だが、今回はワールドランキングで出場枠のターゲットナンバー48人に入っていたわけではない。上位選手のキャンセル等による追加資格取得での代表入りに「出場が決まった時にはわけがわかりませんでした」。 ただ、そんな水準では世界との距離が縮まらないことは自覚している。「練習から意識を変えて、22秒台を出す気持ちで来年、再来年につなげたい」と鶴田。パリ五輪、東京世界選手権への思いを強くした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.07

順大・澤木啓祐氏が名誉総監督を退任 本人の申し出を受け

9月6日、順天堂大学スポーツ健康科学部はホームページに「順天堂大学陸上競技部に関する報道について」と題したリリースを公開。同大学陸上部名誉総監督の澤木啓祐氏が退任することが発表された。 この件は、一部報道で同大学陸上部指 […]

NEWS ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

2024.09.06

ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

9月6日、ヤマダホールディングスは10月20日に開催予定の第10回全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝予選会(プリンセス駅伝)を欠場することを発表した。 チームは11月の全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝(クイーンズ駅伝)での上位入賞を目標に […]

NEWS チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

2024.09.06

チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

9月5日、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のヴェルトクラッセ・チューリッヒがスイス・チューリヒで開催され、女子5000mでは、パリ五輪金メダルのB.チェベト(ケニア)が今季世界最高、パフォーマンス世界歴代7位の14分0 […]

NEWS 田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

2024.09.06

田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世 […]

NEWS 女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

2024.09.05

女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

ウガンダのオリンピック委員会(UOC)は9月4日、パリ五輪女子マラソン代表のレベッカ・チェプテゲイが死去したことを発表した。 チェプテゲイは9月2日、トレーニング先のケニアにおいて交際相手の男と口論となった末に、男からガ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年9月号 (8月9日発売)

2024年9月号 (8月9日発売)

速報 パリ五輪
大盛況 福岡IH
久保凛 日本新特集!

page top