HOME 国内、世界陸上、日本代表
女子やり投・上田百寧は大ケガ乗り越え再び世界の舞台に立つ!56m19で予選突破ならず/世界陸上
女子やり投・上田百寧は大ケガ乗り越え再び世界の舞台に立つ!56m19で予選突破ならず/世界陸上

女子やり投の上田百寧は決勝進出ならず

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目

ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、女子やり投予選A組に出場した上田百寧(ゼンリン)は56m19で同組13位にとどまり、予選敗退が決まった。

1投目は54m67、2投目と3投目は56m19。今季、5月のセイコーゴールデングランプリでは60m54をマークしていた上田にとっては、不完全燃焼の結果となった。

ただ、前回は大会前の最後の調整練習で左膝を故障した影響で予選敗退(50m70)。大会後、すぐに手術した。そこから1年かけて地道なリハビリ、トレーニングを重ね、ワールドランキングで代表権を獲得。再び世界の舞台に戻ってきたことに価値がある。

自己ベストは21年にマークした日本歴代6位の61m75だが、大ケガを乗り越えて60m台にも復帰。持ち味のスピードを武器に、パリ五輪への道をスタートさせる。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目 ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、女子やり投予選A組に出場した上田百寧(ゼンリン)は56m19で同組13位にとどまり、予選敗退が決まった。 1投目は54m67、2投目と3投目は56m19。今季、5月のセイコーゴールデングランプリでは60m54をマークしていた上田にとっては、不完全燃焼の結果となった。 ただ、前回は大会前の最後の調整練習で左膝を故障した影響で予選敗退(50m70)。大会後、すぐに手術した。そこから1年かけて地道なリハビリ、トレーニングを重ね、ワールドランキングで代表権を獲得。再び世界の舞台に戻ってきたことに価値がある。 自己ベストは21年にマークした日本歴代6位の61m75だが、大ケガを乗り越えて60m台にも復帰。持ち味のスピードを武器に、パリ五輪への道をスタートさせる。

【動画】2大会連続での世界選手権。上田百寧の投げをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.15

28年ロス五輪の競技日程が決定! T&Fは7月15日~24日 競歩は27日、マラソンは29日と30日に実施

2028年に開催されるロサンゼルス五輪の組織委員会は、大会開幕まで3年となった7月14日、各競技の詳細な日程を発表した。 陸上競技については、すでに昨年6月の段階で、1972年ミュンヘン大会以降は大会後半に行われてきた従 […]

NEWS 1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会

2025.07.15

1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会

関東学生網走夏季記録挑戦競技会(7月20日/北海道・網走市営陸上競技場)のスタートリストが7月15日、同連盟の公式サイトで発表された。 5組で行われる男子10000mは、最終5組に各大学の主力選手が名を連ねた。國學院大か […]

NEWS 【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位

2025.07.15

【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位

7月5日に埼玉県越谷市で開催されたアスリートリンゲージフェスティバルの男子棒高跳で中学3年生の大森蒼以(KPVC・埼玉)が中学歴代2位の5m00をマークした。 大森は2011年3月生まれの14歳。5月には4m90を跳んで […]

NEWS DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top