HOME 国内、世界陸上、日本代表
棒高跳・柄澤智哉が世界初挑戦!5m35クリアできず記録なしも貴重な経験/世界陸上
棒高跳・柄澤智哉が世界初挑戦!5m35クリアできず記録なしも貴重な経験/世界陸上

初の世界大会は記録なしに終わった棒高跳の柄澤智哉

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目

ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、男子棒高跳予選A組に出場した柄澤智哉(日体大)は最初の高さの5m35がクリアできず、記録なしとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

6m22の世界記録を持つアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)と同じ組のピットに立った柄澤。ワールドランキングの追加資格取得での初のシニア世界大会出場ながら、今季は6月の日本選手権で初優勝を果たし、7月のアジア選手権と8月のワールドユニバーシティゲームズではいずれもメダルに迫る4位と躍進している。

だが、その力を世界の舞台で発揮し切れなかった。最初の高さが壁となり、3回ともクリアならず。夢の舞台はあっという間に幕を閉じた。

それでも、まだ大学3年生。群馬・群馬南中、前橋育英高と全国で戦ってきたが、日本の頂点に立ち、シニアの国際舞台に立ったのは今年が初。世界挑戦での貴重な経験を、ホープは糧にする。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目 ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、男子棒高跳予選A組に出場した柄澤智哉(日体大)は最初の高さの5m35がクリアできず、記録なしとなった。 6m22の世界記録を持つアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)と同じ組のピットに立った柄澤。ワールドランキングの追加資格取得での初のシニア世界大会出場ながら、今季は6月の日本選手権で初優勝を果たし、7月のアジア選手権と8月のワールドユニバーシティゲームズではいずれもメダルに迫る4位と躍進している。 だが、その力を世界の舞台で発揮し切れなかった。最初の高さが壁となり、3回ともクリアならず。夢の舞台はあっという間に幕を閉じた。 それでも、まだ大学3年生。群馬・群馬南中、前橋育英高と全国で戦ってきたが、日本の頂点に立ち、シニアの国際舞台に立ったのは今年が初。世界挑戦での貴重な経験を、ホープは糧にする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top