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女子20km学生コンビは柳井30位、梅野35位 初の世界大会で経験/世界陸上
女子20km学生コンビは柳井30位、梅野35位 初の世界大会で経験/世界陸上

女子20㎞競歩に出場した柳井綾音(立命大、左)と梅野倖子(順大)

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目

ブダペスト世界陸上2日目のモーニングセッションが行われ、女子20km競歩に出場した学生コンビ、柳井綾音(立命大)は1時間34分59秒で30位、梅野倖子(順大)は1時間36分52秒で35位だった。

柳井は代表選考レースだった3月の全日本能美競歩を日本歴代9位の1時間30分58秒で制し、ワールドランキングで初のシニア世界大会代表入り。梅野もワールドランキングの追加資格獲得によって、シニア世界大会初出場を果たした。

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序盤から先頭集団は1㎞4分20秒台、1時間27分前後のハイペースで進むなか、初出場の柳井と梅野は第2集団でレースを進める。だが、徐々にその集団からも離され、粘り抜く展開に。

それでも、柳井は昨年のU20世界選手権10000m競歩銅メダル、8月のワールドユニバーシティゲームズ20㎞競歩6位入賞、梅野は7月のアジア選手権銅メダルと、国際大会で積んできた経験をつなげ、堂々と歩き切った。

梅野は秋にアジア大会も控えており、来年のパリ五輪に向けて2人のさらなる奮起が日本全体のさらなるレベルアップにつながる。

※主催者により順位が訂正されました

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目 ブダペスト世界陸上2日目のモーニングセッションが行われ、女子20km競歩に出場した学生コンビ、柳井綾音(立命大)は1時間34分59秒で30位、梅野倖子(順大)は1時間36分52秒で35位だった。 柳井は代表選考レースだった3月の全日本能美競歩を日本歴代9位の1時間30分58秒で制し、ワールドランキングで初のシニア世界大会代表入り。梅野もワールドランキングの追加資格獲得によって、シニア世界大会初出場を果たした。 序盤から先頭集団は1㎞4分20秒台、1時間27分前後のハイペースで進むなか、初出場の柳井と梅野は第2集団でレースを進める。だが、徐々にその集団からも離され、粘り抜く展開に。 それでも、柳井は昨年のU20世界選手権10000m競歩銅メダル、8月のワールドユニバーシティゲームズ20㎞競歩6位入賞、梅野は7月のアジア選手権銅メダルと、国際大会で積んできた経験をつなげ、堂々と歩き切った。 梅野は秋にアジア大会も控えており、来年のパリ五輪に向けて2人のさらなる奮起が日本全体のさらなるレベルアップにつながる。 ※主催者により順位が訂正されました

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