HOME ニュース、海外

2020.09.03

【棒高跳】デュプランティスが屋外自己新の6m07/DLローザンヌ
【棒高跳】デュプランティスが屋外自己新の6m07/DLローザンヌ


 現地時間9月2日、ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会が開催された。
 男子棒高跳ではA.デュプランティス(スウェーデン)が6m07の屋外自己新で優勝。従来の屋外での自己ベスト(6m05、18年)を2cm更新した。デュプランティスは今年2月に屋内で6m18の世界記録をマークしている。
 
 今大会では5m62をクリアした後、5m82から6m07(5cm刻み)をすべて1回で成功。セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)の持つ屋外世界記録6m14を上回る6m15までバーを上げたが、この高さの1回目を失敗し、そこで競技を終えている。

「6m15に挑むときには暗くなりすぎていて、これ以上試技を続けるのは危険だと思った。自分がゾーンに入っている感覚があったが、賢明な判断をしないといけない」とコメントした。

 デュプランティスは今季ダイヤモンドリーグ4勝目。この記録はダイヤモンドリーグのリーグ記録で、昨年P.リセク(ポーランド)が樹立した大会記録(6m01)やスウェーデンのナショナルレコードも塗り替えた。2位のA.ケンドリック(米)は6m02のシーズンベスト。6m台の攻防を繰り広げた。
 女子棒高跳ではA.ベニトソン(スウェーデン)が4m72のシーズンベストで優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子棒高跳屋外世界歴代5傑
6.14 S.ブブカ(ウクライナ) 94年
6.07 A.デュプランティス(スウェーデン) 20年
6.06 S.ケンドリックス(米国) 19年
6.05 M.タラソフ(ロシア) 99年
6.05 D.マルコフ(豪州) 01年
6.05 R.ラヴィレニ(フランス) 15年
※世界記録6.18(室内)デュプランティス

 現地時間9月2日、ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会が開催された。  男子棒高跳ではA.デュプランティス(スウェーデン)が6m07の屋外自己新で優勝。従来の屋外での自己ベスト(6m05、18年)を2cm更新した。デュプランティスは今年2月に屋内で6m18の世界記録をマークしている。    今大会では5m62をクリアした後、5m82から6m07(5cm刻み)をすべて1回で成功。セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)の持つ屋外世界記録6m14を上回る6m15までバーを上げたが、この高さの1回目を失敗し、そこで競技を終えている。 「6m15に挑むときには暗くなりすぎていて、これ以上試技を続けるのは危険だと思った。自分がゾーンに入っている感覚があったが、賢明な判断をしないといけない」とコメントした。  デュプランティスは今季ダイヤモンドリーグ4勝目。この記録はダイヤモンドリーグのリーグ記録で、昨年P.リセク(ポーランド)が樹立した大会記録(6m01)やスウェーデンのナショナルレコードも塗り替えた。2位のA.ケンドリック(米)は6m02のシーズンベスト。6m台の攻防を繰り広げた。  女子棒高跳ではA.ベニトソン(スウェーデン)が4m72のシーズンベストで優勝した。 男子棒高跳屋外世界歴代5傑 6.14 S.ブブカ(ウクライナ) 94年 6.07 A.デュプランティス(スウェーデン) 20年 6.06 S.ケンドリックス(米国) 19年 6.05 M.タラソフ(ロシア) 99年 6.05 D.マルコフ(豪州) 01年 6.05 R.ラヴィレニ(フランス) 15年 ※世界記録6.18(室内)デュプランティス

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

箱根駅伝2026チームエントリー16人がいよいよ今日発表! 有力校が順当な登録なるか 学生連合チーム枠10人も

来年1月2日、3日に行われる第102回箱根駅伝のチームエントリーが今日12月10日に実施され、各チーム登録の16人が発表される。 出雲、全日本の両駅伝や11月のハーフマラソン、トラックレース、11月下旬~12月上旬の合宿 […]

NEWS 中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top