HOME 海外

2023.07.24

女子400mHボルが歴代2位の51秒45! 高速レースの女子5000mはツェガイが14分12秒29で制す/DLロンドン
女子400mHボルが歴代2位の51秒45! 高速レースの女子5000mはツェガイが14分12秒29で制す/DLロンドン

23年DLロンドンで史上3人目の51秒台をマークした女子400mHのボル

【動画】女子400mH、5000mで好記録! DLロンドンのダイジェスト

23日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦のロンドン・アスレチック・ミートが英国・ロンドンで開催され、女子400mハードルではオレゴン世界選手権銀メダルのF.ボル(オランダ)が世界歴代2位の51秒45で優勝した。 ボルのこれまでのベストは21年東京五輪でマークした52秒03。今季は冬季に室内400mで49秒26の室内世界新を打ち立てるなどスピードを磨き、5月には300mハードルを36秒86の世界最高タイムで走破していた。 女子400mハードルでの51秒台突入はS.マクローリン・ルブロン(米国)、D.ムハンマド(米国)に続く史上3人目の快挙。来月のブダペスト世界選手権では同種目で世界記録を持つマクローリン・ルブロンが400mに出場の意向を示しており、ボルは悲願の金メダルに大きく近づいている。 ハイペースとなった女子5000mではオレゴン世界選手権金メダルのG.ツェガイ(エチオピア)が世界歴代4位の14分12秒29で優勝を飾った。2位以下も好記録が続き、2位のB.チェベト(ケニア)も世界歴代7位の14分12秒92でフィニッシュ。3位のS.ハッサン(オランダ)は14分13秒42の欧州新、4位M.エイサ(エチオピア)は14分16秒54のU20世界新、5位A.モンソン(米国)は14分19秒45の北米記録と、多くのレコード記録が誕生した。 男子200mは世界選手権2連覇中のN.ライルズ(米国)が19秒47(+1.6)の今季世界最高で大会新V。L.テボゴ(ボツワナ)が19秒50のアフリカ新記録で2位に続いた。 男子砲丸投は世界記録保持者のR.クルーザー(米国)が23m07の大会新で快勝。女子800mはJ.リーキー(英国)が1分57秒30の大会新で勝った。女子3000m障害では19歳のJ.チェプコエチ(ケニア)が今季世界最高の8分57秒35。女子100mは17年ロンドン世界選手権銀メダルのM.J.タルー(コートジボワール)が10秒75(+1.2)の大会新で勝った。 男子円盤投はD.ストール(スウェーデン)が67m03、男子400mはW.ファンニーケアク(南アフリカ)が44秒36、男子110mハードルはG.ホロウェイ(米国)が13秒01(+1.3)と昨年の世界王者たちが貫禄勝ちを収めた。

【動画】女子400mH、5000mで好記録! DLロンドンのダイジェスト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.19

トップアスリートとの交流会 中島佑気ジョセフ、小池祐貴、栁田大輝、廣中璃梨佳、山本有真も参加/RIKUJOフェスティバル

日本陸連は11月19日、RIKUJOフェスティバル(11月29日/東京・国立競技場)で実施するトップアスリートとのゲスト交流会に新たに参加する選手を発表した。 すでに、13人のアスリートが参加することが発表されているが、 […]

NEWS 全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目

2025.11.19

全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目

9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]

NEWS 全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も

2025.11.19

全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も

9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]

NEWS マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」

2025.11.19

マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」

鈴木健吾のコメント全文をチェック! このたび、神奈川大学陸上競技部のアンバサダーに就任いたしました。 在学中は、多くの方々の支えのもとで競技に打ち込み、多くの学びと成長の機会をいただきました。 今回、アンバサダーという形 […]

NEWS 岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝

2025.11.19

岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top