2023.07.07
日本陸連は、来年のパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場選手を発表した。今年10月15日に国立競技場発着のコースで開催されるMGC。その100日前となる7月7日に出場発表会見を開いた。
記者発表会には女子マラソンの細田あい(エディオン)が出席。瀬古利彦氏、そして女子マラソンのレジェンドで解説を務める有森裕子さん、高橋尚子さんらとトークを繰り広げた。
昨年10月のロンドンマラソンで日本女子歴代8位の2時間21分42秒をマークしている細田。3月の東京マラソンでは2時間22分08秒で日本人2番手の7位が入った。
その後は「現状把握できて、日本選手権の5000mでスピード強化を図ろうと思ったのですが、うまく走れない時期が続いていた」と回避。今後は「国内で合宿を積んで、MGCに向けて走り込みを続けていこうと思います」と語る。
前回は当時所属チームの仲間を沿道で応援。「自分もその舞台に立って走りたかったと感じましたし、次は自分がオリンピックの出場権を取りたいという気持ちが出た試合でした」と振り返る。
10月の大舞台に向けて、「強い選手が集まって試合ができるのも楽しみですし、目標、夢を叶えるチャンス。たくさん練習してスタートラインに立って、力を出し切れるように準備していきたい」。
七夕ということもあって、短冊には「パリ五輪の切符を勝ち取る」としたため、思いを込めた。
MGCは東京五輪の代表選考会として発足した選考方式で今回が2回目。男女の上位2名がパリ五輪代表に内定する。残り1枠はMGCファイナルチャレンジ対象大会で、MGCファイナルチャレンジ設定記録(男子2時間5分50秒/女子2時間21分41秒)をクリアした最上位の選手が代表となり、設定記録をクリアする選手がいない場合はMGC3位が代表に選出される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」
2025.10.21
東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人
-
2025.10.21
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号
世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]
2025.10.21
東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」
公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]
2025.10.21
東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人
公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選 […]
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望