HOME 国内

2023.06.03

栁田大輝は10秒19で準決勝へ「10秒00を切って、世界選手権内定が一番」/日本選手権
栁田大輝は10秒19で準決勝へ「10秒00を切って、世界選手権内定が一番」/日本選手権

男子100m予選を10秒19で悠々通過した栁田大輝

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目に男子100m予選が行われ、前回3位の栁田大輝(東洋大)が2組を10秒19(+0.2)で悠々と1着通過した。

広告の下にコンテンツが続きます

風が良ければ予選からタイムを狙うことも考えたそうだが、「日本選手権なので、やはり決勝での勝負に集中しようと思いました」。

序盤の加速で早くもトップに立つと、中盤からは他を圧倒。後半は力を緩めてフィニッシュしたが、それでも5月21日のセイコーゴールデングランプリで出したばかりの自己ベスト(10秒13)にあと0.06秒に迫った。栁田も「このレースを決勝でできればいい」と手応えを口にする。

シニア1年目の今季、4月末の織田記念を制するなど、確かな成長を感じさせる。群馬・東農大二高2年時から3年連続で立つファイナルの舞台に立ってきたが、「4度目なのでそろそろ勝たないと」さらり。目指すは、「10秒00を切って、世界選手権内定が一番」だ。

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目に男子100m予選が行われ、前回3位の栁田大輝(東洋大)が2組を10秒19(+0.2)で悠々と1着通過した。 風が良ければ予選からタイムを狙うことも考えたそうだが、「日本選手権なので、やはり決勝での勝負に集中しようと思いました」。 序盤の加速で早くもトップに立つと、中盤からは他を圧倒。後半は力を緩めてフィニッシュしたが、それでも5月21日のセイコーゴールデングランプリで出したばかりの自己ベスト(10秒13)にあと0.06秒に迫った。栁田も「このレースを決勝でできればいい」と手応えを口にする。 シニア1年目の今季、4月末の織田記念を制するなど、確かな成長を感じさせる。群馬・東農大二高2年時から3年連続で立つファイナルの舞台に立ってきたが、「4度目なのでそろそろ勝たないと」さらり。目指すは、「10秒00を切って、世界選手権内定が一番」だ。

【動画】男子100m予選で悠々と1着通過した栁田大輝の走りをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

2025.06.16

クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]

NEWS 女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

2025.06.16

女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top