HOME 国内、高校

2023.06.03

男子スプリント界に新星! 16歳・若菜敬が男子200mで栄光「取り組んできたことが間違いでなかった」/U20日本選手権
男子スプリント界に新星! 16歳・若菜敬が男子200mで栄光「取り組んできたことが間違いでなかった」/U20日本選手権

高校2年生ながらU20日本選手権男子200mに優勝を飾った若菜敬

男子200m高校歴代10傑をチェック

20.34 -0.4 サニブラウン・アブデル・ハキーム(城西2東京) 2015. 7.19
20.41  0.5 桐生 祥秀(洛南3京都)           2013. 6.15
20.57  0.5 髙橋 和裕(添上3奈良)           1994. 6.18
20.71 -1.3 松本 一輝(花園3京都)           2001. 6.16
20.73  0.9 木村 峻也(新潟産大附3新潟)        2022.10.15
20.77  1.5 愛敬彰太郎(桑名3三重)           2012. 7. 7
20.77  2.0 染谷 佳大(つくば秀英3茨城)        2016. 8. 1
20.78  0.9 若菜  敬(佐野2栃木)           2023. 6. 1
20.79 -0.1 石塚 祐輔(土浦三3茨城)          2005. 8. 5
20.79  1.0 金丸 祐三(大阪3大阪)           2005.11. 3

◇第39回U20日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 20歳未満が出場するU20日本選手権の2日目に男子200mが行われ、若菜敬(佐野高2栃木)が21秒18(+0.2)で優勝を果たした。 降りしきる雨の中、176cmの華奢な身体がしなやかに舞った。前日の予選で高2歴代3位となる20秒78(+0.9)の衝撃的なタイムを叩き出した若菜。関東インカレ7位の清水壮(日大)との競り合いを0.01秒差で制して、高校2年にしてU20のタイトルを獲得した。 「接戦で勝ったかどうかわかりませんでしたが、これまで全国大会では全中の4位が最高だったので、1位を取れてうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。 予選のタイムは「あこがれの選手」と話すサニブラウン・アブデル・ハキーム(現・東レ)の20秒34、桐生祥秀(現・日本生命)の20秒70に次ぐもの。 「コンディションも良かったので21秒0~1台を出して決勝に残れればと思っていました。タイムは自分でも意外で、実感がありません」と、昨秋の関東高校新人で出したベスト(21秒34)を一気に塗り替える激走に、本人も驚きを隠せない様子。「冬季から練習で取り組んできたことが間違いでなかったことを証明できてよかった」と笑顔で話す。 決勝では苦手のスタートでやや出遅れ、清水に先行を許す展開となるも、「予選同様、前半から流れに乗れました。コーナーを落ち着ていスムーズに抜けていけました」。力みのないフォームで追い上げると、フィニッシュ手前で身体一つ抜け出した。 「練習から先輩方と競り合うことで並んでも力まず行けるようになったことが大きいです。課題のスタートから前半を克服するために、ジャンプ系など下半身強化に取り組んできたことで前半からリズムよく行けるようになりました」と好調の要因を話す。 2週間後にインターハイ北関東大会が控える。「100mも200mも、しっかり6位以内を確保て全国に駒を進め、200mは上位入賞、できれば優勝を狙っていきたいです」ときっぱり。「タイム的には100mは10秒5台、200mは今回出したタイムを維持できるよう頑張りたいです」と目を輝かせる。浪速の地で輝きを放った原石が、今後どんな走りを見せてくれるか注目だ。 このほか、男子1500mではゴール前で抜け出した尾熊迅斗(東京実高3東京)が3分47秒34の自己新で快勝。男子3000m障害は柴田大地(中大)が自己新の8分55秒30でトップに立った。 女子1500mもラストで逆転した川西みち(自由ケ丘高2福岡)が4分25秒08でV。同100mは千葉安珠(常盤木学園高3宮城)が11秒86(+0.2)で大学生らを抑えてタイトルを手にした。 また、この日予定されていたフィールド種目は荒天のためいずれも3日目に延期となっている。 文/花木 雫

男子200m高校歴代10傑をチェック

20.34 -0.4 サニブラウン・アブデル・ハキーム(城西2東京) 2015. 7.19 20.41  0.5 桐生 祥秀(洛南3京都)           2013. 6.15 20.57  0.5 髙橋 和裕(添上3奈良)           1994. 6.18 20.71 -1.3 松本 一輝(花園3京都)           2001. 6.16 20.73  0.9 木村 峻也(新潟産大附3新潟)        2022.10.15 20.77  1.5 愛敬彰太郎(桑名3三重)           2012. 7. 7 20.77  2.0 染谷 佳大(つくば秀英3茨城)        2016. 8. 1 20.78  0.9 若菜  敬(佐野2栃木)           2023. 6. 1 20.79 -0.1 石塚 祐輔(土浦三3茨城)          2005. 8. 5 20.79  1.0 金丸 祐三(大阪3大阪)           2005.11. 3

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

PR

2026.07.16

【Close-up/吉田響(サンベルクス)】 日本マラソン界・期待の星、まずはMGC出場権を!そして冬には日本記録挑戦へ

ファイテンのバックアップを受け、世界を目指す! 創価大4年時に正月の大学駅伝のエース区間で日本人歴代最高記録を樹立した逸材が、プロランナーとして卒業後に存在感を見せ続けている。1年目の昨季はニューイヤー駅伝2区でも驚異の […]

NEWS Onが新技術搭載のレーシングモデル「Cloudboom Strike 2」を7/30に発売 別アッパーモデルも

2026.07.16

Onが新技術搭載のレーシングモデル「Cloudboom Strike 2」を7/30に発売 別アッパーモデルも

スイスのスポーツブランド「On」は、次世代レーシングシューズ、「Cloudboom Strike 2」と「LightSpray Cloudboom Strike 2」を7月30日に発売すると発表した。 「Cloudboo […]

NEWS 1万m・女子は松田瑞生V、男子は小池莉希が日本人トップ 1500m漆畑徳輝は自己新/ホクレンDC深川

2026.07.15

1万m・女子は松田瑞生V、男子は小池莉希が日本人トップ 1500m漆畑徳輝は自己新/ホクレンDC深川

男子800m高2歴代10傑 1.47.51 クレイ・アーロン竜波(相洋・神奈川) 2018.10.14 1.47.92 落合晃(滋賀学園・滋賀)  2023. 8. 5 1.48.80 曽田怜輝(札幌日大・北海道)202 […]

NEWS 29年国スポ開催地が群馬に正式決定 31年は奈良が内定

2026.07.15

29年国スポ開催地が群馬に正式決定 31年は奈良が内定

今後の国民スポーツ大会の開催地 2026年 青森県 2027年 宮崎県 2028年 長野県 2029年 群馬県 2030年 島根県(内定) 2031年 奈良県(内定) 2032年 山梨県(開催申請書順序了解) 2033年 […]

NEWS 塩見綾乃が1500mで4分11秒12の自己新!「持久系を強化してきた」800m1分台へ弾み/ホクレンDC深川

2026.07.15

塩見綾乃が1500mで4分11秒12の自己新!「持久系を強化してきた」800m1分台へ弾み/ホクレンDC深川

◇ホクレンディスタンスチャレンジ第4戦・深川大会(7月15日) 中長距離に特化したシリーズのホクレンDC第4戦が行われ、女子1500mAはエカラレ・マーガレット(豊田自動織機)が4分10秒49で優勝した。 広告の下にコン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年8月号 (7月14日発売)

2026年8月号 (7月14日発売)

別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧

page top