2023.05.26
平川慧のプロフィール
◎ひらかわ・きら/2005年8月25日生まれ。沖縄・あげな中―コザ高。小学3年生で陸上を始め、さまざまな種目を経験。中学3年時の20年全国中学生大会400mでは、大会前の自己ベストを1秒69更新する48秒48(当時中学歴代5位、現・歴代5位タイ)をマークして優勝する。高校入学後、1年時には南九州大会で400m47秒77(高1歴代10位)をマークすると、福井インターハイでは3位に食い込んだ。U18大会300mでは優勝している。2年時の昨年は、インターハイこそ入賞を逃したが、400mでU20日本選手権6位や、300mでは栃木国体少年A2位、U18大会優勝などの成績を残した。自己ベストは100m10秒74(22年)、200m21秒06(22年)、300m32秒85(高校最高、22年)、400m47秒05(22年)

2022年栃木国体少年男子A300mでの平川選手
200mで20秒6~7台を
――いよいよインターハイ沖縄県大会(5月27日~30日/沖縄総合)が始まります。 平川 個人種目は今季初戦になります。全国大会(インターハイ)を目指して、まずは自分の状態や調子をしっかり見ていきたいです。 ――高校ラストシーズンに向けた今の思いは。 平川 1年生のインターハイ400mで3位に入っているので、今年は優勝したい気持ちはあります。ただ、卒業後も競技を続けて世界大会に出たいという目標があるので、今後を見据えながら、最後のインターハイに出て、次につなげられるような大会にしたいと思います。 ――ロングスプリントで実績を残していますが、今季はどの種目がメインになりそうですか。 平川 インターハイ路線は200mをメインと考えています。元々200mが好きなんです。目標タイムは20秒6~7台で、できれば20秒台中盤まで出したいです。県大会、地区大会を突破してインターハイあたりで出せれば良いなと思います。 ――400mはどのような位置づけですか。 平川 400mは沖縄県大会の後に行われる日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)にしっかりと調子を合わせていきたいです。昨年の300mで高校最高を出しましたが、そのぐらいの力があれば、400mでは46秒台前半も狙える可能性があると聞きました。今季中に出せるか楽しみです。もちろん、400mでもインターハイを優勝したい気持ちはあります。 ――昨シーズンを振り返ってください。 平川 6月のU20日本選手権400m予選で自己ベスト(47秒05)を出せたのは良かったですが、インターハイは予選落ち。原因は今でもわかりませんが、結果に自分自身も驚きましたし、悔しかったです。秋に向けて切り替えるしかありませんでした。 ――昨年のインターハイ後に変えたものはありますか。 平川 結果が出なかったから、新たなことに取り組むのではなく、今までと同じウォーミングアップや動き作りなどを通じて、自分の状態をしっかりと把握するようにしました。日頃の調子を見るようになりました。 ――昨年秋は200mや300mで自己新をマークしています。 平川 200mはあともう少しで目標の20秒台(10月の九州新人で21秒06/-0.6)だったので悔しかったのですが、300mはうれしかったです。 ――300mでは栃木国体(少年A)で2位、U18大会は高校最高記録で優勝しました。 平川 国体はその時の自己ベスト(33秒18)で2位に入りましたが、満足せず、「もっと行けるぞ」という気持ちがありました。だから、レース後には高校最高記録(当時/32秒86)を出して優勝したエケ・ジュニア瑠音選手(北海道栄高3/現・中大)に「次のU18大会で記録を塗り替えます」と言っています。その中で0.01秒でしたが更新できたのはうれしくて、有言実行できたのは良かったです。部員みんなで北海道へ
――陸上を始めた時期を教えてください。 平川 小学3年生です。それまでは兄の影響で、小1からサッカーをやっていたのですが、陸上経験者の母から勧められて始めました。母が通っていたクラブ(沖縄アンテロープ陸上クラブ)に入りました。 ――足が早いのはお母さん譲りですか。 平川 母はリレーで全国大会に出たことがあると聞きました。母方の祖父は100mで沖縄県記録を持っていたそうです。また叔母(母の妹)は、100mの沖縄県現中学記録保持者です。 ――当時の目標を覚えていますか。 平川 陸上を始めた頃から、いずれはオリンピックや世界選手権に出たいという気持ちがありました。当時は特に目標とする選手はいませんでしたけど、日本代表のユニフォームを着て金メダルを取りたい気持ちはありました。オリンピックに出るという目標は今も変わりません。 ――中3で全国中学生大会400mで優勝しました。 平川 大会前の自己ベストは50秒台でしたが、一気に48秒48まで記録を短縮しました。小さい頃からの目標に一歩近づいたと思いました。 ――現在、あこがれの選手はいますか。 平川 東京五輪男子走幅跳に出場した津波響樹選手(大塚製薬)です。地元出身の日本代表選手で、かっこいいと思います。 [caption id="attachment_103028" align="alignnone" width="800"]
昨年のU18大会300mで2連覇を達成した平川選手[/caption]
――現在の練習サイクルを教えてください。
平川 基本的に週5日。そのうち、3日間は中学時代から指導を受けている外部コーチの金城研さん(沖縄アンテロープ出身)から見てもらっています。残り2日はもらったメニューをみんなでやっています。
――休日はどのように過ごしていますか。
平川 友達と休みが合えば、出かけるようにしています。昨年は海に行ったり、週1回ぐらいのペースで釣りをしました。あと、カラオケにも行っていろんな曲を歌っています。
――県大会を前に陸上部の雰囲気は高まっていますか。
平川 今年度の部員は11名ですが、4×100mリレーではインターハイを狙えるところまで力が上がっています。全国大会には一人で行くよりも、みんながいたほうがもっと楽しいと思うので、県大会、南九州大会と突破しれインターハイに出場したいです。
構成/井上敦
平川慧のプロフィール
◎ひらかわ・きら/2005年8月25日生まれ。沖縄・あげな中―コザ高。小学3年生で陸上を始め、さまざまな種目を経験。中学3年時の20年全国中学生大会400mでは、大会前の自己ベストを1秒69更新する48秒48(当時中学歴代5位、現・歴代5位タイ)をマークして優勝する。高校入学後、1年時には南九州大会で400m47秒77(高1歴代10位)をマークすると、福井インターハイでは3位に食い込んだ。U18大会300mでは優勝している。2年時の昨年は、インターハイこそ入賞を逃したが、400mでU20日本選手権6位や、300mでは栃木国体少年A2位、U18大会優勝などの成績を残した。自己ベストは100m10秒74(22年)、200m21秒06(22年)、300m32秒85(高校最高、22年)、400m47秒05(22年) [caption id="attachment_103029" align="alignnone" width="800"]
2022年栃木国体少年男子A300mでの平川選手[/caption] RECOMMENDED おすすめの記事
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