2023.05.12
8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
山梨県大会は5月6日、10日、11日の3日間、小瀬スポーツ公園競技場(JITリサイクルインクスタジアム)で行われ、男子短距離の入月誠ノ介(韮崎3)が100m、200m、400mの個人3冠を達成した。
入月は初日の400mを自己新の48秒03で制すと、2日目の100mも向かい風1.8mの強風を切り裂いて10秒92で優勝。最終日の200mは準決勝で21秒53(-0.2)の大会新をマークし、決勝では21秒76(-3.2)で3つめのタイトルを勝ち取った。
その他にも大会新記録が3種目で誕生。男子110mハードルの牛山敦貴(巨摩3)が14秒98(-3.4)、男子円盤投の亀井翔(上野原3)が46m12、女子棒高跳の長濱愛里咲(駿台甲府3)が3m00でそれぞれ従来の大会記録を塗り替えた。
複数種目優勝も目立った。女子800m(2分22秒41)&400mハードル(65秒65)でタイトルを手にした小池琉南(甲府南3)は、4走を務めた4×400mリレー(4分03秒68)も制して3冠を達成。女子では200m&400mの岩間彩芽(駿台甲府2)、砲丸投&円盤投の尾形葵衣(上野原3)、やり投&七種競技の井上みらい(巨摩3)が2種目の頂点に立った。
男子では1500mを3分53秒19で制した田中伶央(笛吹3)が5000mも14分59秒66で制覇。亀井は砲丸投も14m28で制している。
男子総合は105.5点を獲得した山梨学院が、女子は116点を積み上げた甲府南が制した。
南関東大会は6月16日から4日間、県大会と同じ小瀬スポーツ公園競技場で行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025