2023.05.09
年に1度、スポーツ界において最も優れた功績を残した個人や団体を称える「ローレウス世界スポーツ賞」の2022年の授賞者が5月8日に発表され、陸上短距離のシェリーアン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が女性アスリート最優秀選手の「スポ-ツウーマン・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
フレイザー・プライスは1986年12月27日生まれの36歳。昨年はオレゴン世界陸上100mで5度目の金メダルに輝いたほか、世界歴代3位の自己ベスト10秒60に迫る10秒62をはじめ2022年世界パフォーマンスリスト上位8位までを占める圧巻のパフォーマンスを見せたことなどが評価された。
08年北京五輪で初の金メダルに輝き、翌年のベルリン世界陸上も制覇。その後、12年ロンドン五輪を連覇し、世界陸上は13年モスクワ、15年北京、19年ドーハを制覇。17年8月に愛息ザイオン君を出産した時期の休養を挟むとはいえ、14年もの間「最速女王」の座を争い続ける稀有なスプリンターである。
同賞は年に2000年に始まり、今回で23回目。今ではスポーツ界において最も名誉ある賞の一つとされている。男性アスリート部門では、サッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)が受賞。団体はカタールW杯を制覇したアルゼンチンが選出されており、メッシはダブル受賞となった。
フレイザー・プライスが2022年年間女子アスリートMVPに輝く!受賞式の様子はこちら!
https://twitter.com/i/status/1655667493896069133
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
-
2025.06.08
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会