2023.03.22
3月22日、男子中長距離でリオ五輪・東京五輪代表のZ.ロバートソン(ニュージーランド)がドーピング違反により8年間の資格停止処分を受けることを同国のスポーツ審判所が発表した。処分の期間は2022年9月20日から2030年9月20日まで。
禁止物質であるエリスロポエチン(EPO)の陽性反応により4年、証拠の改ざんによって4年の処分を受けることとなる。ロバートソンは「ケニアの病院で新型コロナウイルスのワクチンの代用としてEPOを打たれた」などと供述したという。その後、異議申し立てを行わなかったため処分が確定している。
ロバートソンは15年の英連邦大会5000m3位の33歳。15年に香川で行われた丸亀ハーフマラソンでは59分47秒で2位となり、オセアニア記録を樹立した。16年リオデジャネイロ五輪は10000mに出場して12位。17年ロンドン世界選手権10000mにも出場している。
ロード10kmでも27分28秒(16年)のエリアレコードを持っており、マラソンでは2時間08分19秒(19年)のニュージーランド記録を保持している。21年の東京五輪マラソンでは35位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.25
日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位
2025.08.25
東京世界陸上財団が大会実施判断に向けた対応発表 暑さ、台風への対応は競技のうえWAが決定
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
2025.08.19
15年ぶりの箱根総合優勝へ 早大駅伝主将・山口智規「夏合宿で底上げを」 妙高で合同取材会
-
2025.08.24
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.25
日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位
日本陸連は8月25日、7月に行われた日本選手権男子400mの結果を訂正したことを発表し、佐藤風雅(ミズノ)が45秒28で優勝、今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で2位となった。 実際のレースでも、速報では上記の結果が出 […]
2025.08.25
東京世界陸上財団がセーフガーディングに関する「ステートメント」発表 基軸は「アスリートへのリスペクト」
公益財団法人東京2025世界陸上財団は8月25日に開いた理事会で、セーフガーディングに関するステートメントを承認・発表した。 4月24日に策定・発表した「セーフガーディングポリシー」に沿ったセーフガーディングプランの一環 […]
2025.08.25
東京世界陸上財団が大会実施判断に向けた対応発表 暑さ、台風への対応は競技のうえWAが決定
公益財団法人東京2025世界陸上財団は8月25日に開いた理事会で、大会実施判断に向けた対応について、最終決定は世界陸連(WA)となることが決まった。 大会時は複数の会場が同時に稼働するため、競技会場、ウォーミングアップ会 […]
2025.08.25
東京世界陸上財団が財政計画を更新 収入・支出ともに174億円を計上 当初から24億円増
公益財団法人東京2025世界陸上財団は8月25日に開催された理事会で、財政計画の更新が承認された。当初は収入額、支出額ともに150億円で計画していたが、いずれも24億円増の174億円で計上された。 収入についてはチケット […]
2025.08.25
東京世界陸上でエキシビションレース実施! マスターズ、パラ、デフ、中学生が国立で100m走る
東京世界陸上財団は8月25日、東京世界選手権の期間中に100mのエキシビションレースを実施すると発表した。 開催するのはDay4の9月16日からDay6の9月18日までの3日間。「マスターズ、パラリンピック選手、デフリン […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99