2023.03.03
3月5日に行われる東京マラソン2023を控え、都内でプレスカンファレンスが開かれて招待選手の一部が前々日会見に登壇して意気込みを語った。
昨年のオレゴン世界選手権で9位に入った松田瑞生(ダイハツ)。東京は初出場となる。
「たくさんの方に支えられて今日という日を迎えられました。ベストの状態でスタートに立ちたい」と語り、状態について「好調です」と一言。
東京マラソンの印象について「コースを見ても好記録が出るし、海外の強い選手もそろっています」と語る。昨年秋の故障の影響もあったが、「タイムが狙えるレース」と大阪ではなく東京を選択したという。
松田の頭にあるのは、野口みずきが2005年に樹立したまま止まっている日本記録(2時間19分12秒)。「簡単には走りきれないタイムだと思いますが、この日本記録を目標に頑張ってきたので、たくさんの人に支えてもらった恩返しとして成果を発揮したい」と力強い。
松田は10月15日に行われるパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手にしているが、今夏のブダペスト世界選手権の代表入りも狙うと明言している。
東京マラソンは東京都庁をスタート、東京駅前をフィニッシュとする都内を巡るコースで行われる。9時10分に一斉スタート。フジテレビで中継される。
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