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2022.12.27

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第28回「箱根駅伝春夏秋冬~ヴィヴァルディの四季を聴きながら~」


山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます!

第28回「箱根駅伝春夏秋冬~ヴィヴァルディの四季を聴きながら~」

師走も年の瀬という“胸突き八丁”を迎える頃となった。

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前回のコラムでご紹介した千葉県柏市立酒井根中学が、12月18日の全国中学駅伝で初優勝を飾った。O Bの活躍によって慌ただしい年末の中、しみじみとした感動を与えていただいた。

振り返ってみると、コロナ禍とはいえ、さまざまな競技会の開催が沸々と湧き上がるような感動と興奮を、その熱気とともに運んでくれた1年であったと言える。

クリスマスまでの4週間で警視庁・神奈川県警への交通規制や雑踏警備の依頼や打ち合わせを含め、箱根駅伝・関東学連関連の会議が13回、開催に向け関連する皆様方との協議に参画させていただいた。その会議や打ち合わせのすべてを、関東学生陸上競技連盟の高橋花奈幹事長および学生幹事たちが、膨大な資料をそろえ、準備を滞りなく整えていただいた。

毎年のことではあるが、99回と回を重ねてきたと思えば、金栗四三氏らが箱根駅伝を創設した当時より脈々と受け継がれている若き学生たちの情熱と献身に頭が下がる思いである。

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偉大なる作曲家のグスタフ・マーラーの「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」との思いが、学生たちのこの大会に懸ける思いとなって伝わってくる。

「春夏秋冬」とわずか漢字4文字で1年間を言い表すことができるが、何があったのかと振り返れば、胸の内に去来するさまざまなことが思い起こされる。

箱根駅伝までのカウントダウンも目前ともなれば、クリスマスソングが巷に流れていたかと思う間もなく、ベートーヴェン交響曲第9番「喜びの歌」の大合唱が年末気分を盛り上げてくる。

そんな中、2022年1月2日~3日の98回大会終了からこの1年を、箱根駅伝に向かうチーム目線で振り返って見ようと思う。ヴィヴァルディの『四季』の12楽章を聴きつつ、それぞれの情景を思い起こしながら振り返って見ようと思う。
※読者のみなさんも聴きながら、当コラムをご覧いただきたい

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(冬:第2楽章ラルゴ):大会終了直後からなので、あえて第2楽章から始めたい。
98回大会終了後、各チームはそれぞれのフランチャイズへと帰路につく。結果はともかくとして、しばしの安息と新たな1年の始まりを思う。10区間を駆け抜けたタスキはそれぞれの思いを汗とともに染み込ませ、チームメイトの元へ帰ってきた。
明日からの試行錯誤の前にしばしその脚を休めよ。

(冬:第3楽章アレグロ):1月~3月
3月までは新入生の受け入れや、春のトラックシーズンに向けての準備となる。この間はハーフマラソンなどの実践経験を積み上げつつ、力を蓄える挑戦と鍛錬の日々だ。
4年生が卒業し、新入生が合宿所へと入寮してくる。新たな息吹とともに新チームが始動し始める。

(春:第1楽章アレグロ):4月、いよいよ新学期。
学年も1つ上がり、これからのシーズンやチーム作りに期待が膨らむ。
春の陽射しを受けてスピード練習に余念がない。スパイク・シューズの感覚に自己記録更新への期待感が高まる。

春にはさまざまな対校戦が開催された(写真は東京六大学対校)

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(春:第2楽章ラルゴ):4月~5月
大学のガイダンスや履修登録が終わり、寮生活にもなじんできた。食事や風呂、同室の先輩または後輩との人間関係にも慣れてきた。トレーニングの場以外でチームの小さな絆が紡がれてゆく。

(春:第3楽章アレグロ):5月~6月
関東インカレなどスピードに磨きをかけ、自己記録への挑戦と勝利への渇望が走りへと昇華される。
気温上昇に耐えつつも、全日本大学駅伝選考会などを経て、箱根駅伝までの残り半年となり思いも新たとなる。

(夏:第1楽章)アレグロ・ノンモルト):7月
いよいよ夏の鍛錬期を迎える。どのチームもこの夏の鍛錬期でどれだけ力を蓄えることができるかが鍵であることを信じている。
厳しさのドアを自ら開けて勇気と覚悟を持って一歩を踏み出せ。

(夏:第2楽章アダージョ)8月
走力とともにチームとしての結束力を高めて行くのもこの期間だ。妥協を弾き飛ばす熱い思いがチームに芽生える。
練習の合間のチームメイトとの語らいが憩いの時であり楽しくもある。

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各校は長野や新潟、北海道など避暑地で夏合宿を実施した

(夏:第3楽章プレスト)9月
いよいよ夏合宿の終盤。夏に鍛えしもののみが冬の栄光を手にすると信じてひたすら走り込む。チームメイトの励ましや檄に、折れそうな心に芯が通るのを感じる。
速さよりもたくましさや強さが欲しいと感じるのもこの合宿期間だ。

(秋:第1楽章アレグロ):9月〜秋のシーズン
いよいよ秋のシーズン。日本インカレなど秋のトラックレースで力試しが始まる。夏に積み上げてきた箱根駅伝への思いを解き放つ時がきた。

(秋:第2楽章アダージョ・モルト)
秋の夕日と爽やかな風は、長距離ランナーにとって待ち望んだ空気感だ。
夏に走り抜き、厳しさに耐えた日々が走る喜びへと変換される。

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(秋:第3楽章アレグロ)
出雲駅伝・箱根駅伝予選会・全日本大学駅伝、秋から冬へと向かう戦いの舞台。
華やかでもあり、過酷な現実を受け止めなければならのこともある。個の力とともにチーム力が試される。チームの立て直しを仕切り直す一瞬がこの時にある。

過酷な予選会を突破した10校が箱根路へと駒を進めた

そしていよいよ
(冬:第1楽章アレグロ・ノン・モルト)へと誘われ、今へと至る。
鼓動の高鳴りに似たドラマチックな旋律は、選手たちの思いの丈を表す熱情なのか。はたまた、指導スタッフの期待と不安が交錯する心象風景なのか。そして、レースを待ち侘びるファンのみなさんの胸の高まりなのか。高速化かつ激戦激闘必死のレース展開を表していることを表しているかのようだ。
この1年間を鍛えし選手たちがどう戦うか、この第1楽章を聴きつつ思いを馳せていただきたい。

先日、全国高校駅伝が終了した。47都道府県代表校の選手達が熱き走りで都大路を沸かせた。男子では優勝した倉敷高(岡山)が大会記録を更新。準優勝の佐久長聖高(長野)が留学生を含まない日本選手だけの日本高校記録を更新するハイペースなレース展開は、近い将来2時間の壁を打ち破る日が来るのではないかと思わせるほどであった。

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箱根駅伝まで1週間を切り、コロナ禍でnew normal を生き抜くスポーツ(陸上競技)に思いを馳せる時、思い至った言葉は“紐帯” (チュウタイ)である。

意味を調べると、ひもとオビと書いて、二つのものを固く結びつける役割を表すそうで、社会を形作る結びつきを表す言葉だという。

私が思うに、(手前勝手な解釈だが)箱根駅伝は、公共交通機関である公道を使用して開催する競技会である。それがゆえに、関係者や沿道の観衆をはじめ、はからずしも交通規制に巻き込まれてしまった方々も含め、誰もが持つそれぞれの糸が、もつれるのではなく、互いの思いが交錯しながらも、その時代の個性的な柄を描きながら織り上がる帯びとなる事を表している言葉と解釈している。

箱根駅伝は、関わるすべての方々を固く結びつける大会でありたいと願っている。

いよいよ第99回箱根駅伝スタートの瞬間が近づいてきた

2023年1月2日。
東京大手町、読売新聞本社前のスタートラインに並ぶ21チームの精鋭達。
午前8時、静寂の中、号砲を待つ!

上田誠仁 Ueda Masahito/1959年生まれ、香川県出身。山梨学院大学スポーツ科学部スポーツ科学科教授。順天堂大学時代に3年連続で箱根駅伝の5区を担い、2年時と3年時に区間賞を獲得。2度の総合優勝に貢献した。卒業後は地元・香川県内の中学・高校教諭を歴任。中学教諭時代の1983年には日本選手権5000mで2位と好成績を収めている。85年に山梨学院大学の陸上競技部監督へ就任し、92年には創部7年、出場6回目にして箱根駅伝総合優勝を達成。以降、出雲駅伝5連覇、箱根総合優勝3回など輝かしい実績を誇るほか、中村祐二や尾方剛、大崎悟史、井上大仁など、のちにマラソンで世界へ羽ばたく選手を多数育成している。2022年4月より山梨学院大学陸上競技部顧問に就任。
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます!

第28回「箱根駅伝春夏秋冬~ヴィヴァルディの四季を聴きながら~」

師走も年の瀬という“胸突き八丁”を迎える頃となった。 前回のコラムでご紹介した千葉県柏市立酒井根中学が、12月18日の全国中学駅伝で初優勝を飾った。O Bの活躍によって慌ただしい年末の中、しみじみとした感動を与えていただいた。 振り返ってみると、コロナ禍とはいえ、さまざまな競技会の開催が沸々と湧き上がるような感動と興奮を、その熱気とともに運んでくれた1年であったと言える。 クリスマスまでの4週間で警視庁・神奈川県警への交通規制や雑踏警備の依頼や打ち合わせを含め、箱根駅伝・関東学連関連の会議が13回、開催に向け関連する皆様方との協議に参画させていただいた。その会議や打ち合わせのすべてを、関東学生陸上競技連盟の高橋花奈幹事長および学生幹事たちが、膨大な資料をそろえ、準備を滞りなく整えていただいた。 毎年のことではあるが、99回と回を重ねてきたと思えば、金栗四三氏らが箱根駅伝を創設した当時より脈々と受け継がれている若き学生たちの情熱と献身に頭が下がる思いである。 偉大なる作曲家のグスタフ・マーラーの「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」との思いが、学生たちのこの大会に懸ける思いとなって伝わってくる。 「春夏秋冬」とわずか漢字4文字で1年間を言い表すことができるが、何があったのかと振り返れば、胸の内に去来するさまざまなことが思い起こされる。 箱根駅伝までのカウントダウンも目前ともなれば、クリスマスソングが巷に流れていたかと思う間もなく、ベートーヴェン交響曲第9番「喜びの歌」の大合唱が年末気分を盛り上げてくる。 そんな中、2022年1月2日~3日の98回大会終了からこの1年を、箱根駅伝に向かうチーム目線で振り返って見ようと思う。ヴィヴァルディの『四季』の12楽章を聴きつつ、それぞれの情景を思い起こしながら振り返って見ようと思う。 ※読者のみなさんも聴きながら、当コラムをご覧いただきたい (冬:第2楽章ラルゴ):大会終了直後からなので、あえて第2楽章から始めたい。 98回大会終了後、各チームはそれぞれのフランチャイズへと帰路につく。結果はともかくとして、しばしの安息と新たな1年の始まりを思う。10区間を駆け抜けたタスキはそれぞれの思いを汗とともに染み込ませ、チームメイトの元へ帰ってきた。 明日からの試行錯誤の前にしばしその脚を休めよ。 (冬:第3楽章アレグロ):1月~3月 3月までは新入生の受け入れや、春のトラックシーズンに向けての準備となる。この間はハーフマラソンなどの実践経験を積み上げつつ、力を蓄える挑戦と鍛錬の日々だ。 4年生が卒業し、新入生が合宿所へと入寮してくる。新たな息吹とともに新チームが始動し始める。 (春:第1楽章アレグロ):4月、いよいよ新学期。 学年も1つ上がり、これからのシーズンやチーム作りに期待が膨らむ。 春の陽射しを受けてスピード練習に余念がない。スパイク・シューズの感覚に自己記録更新への期待感が高まる。 [caption id="attachment_89781" align="alignnone" width="800"] 春にはさまざまな対校戦が開催された(写真は東京六大学対校)[/caption] (春:第2楽章ラルゴ):4月~5月 大学のガイダンスや履修登録が終わり、寮生活にもなじんできた。食事や風呂、同室の先輩または後輩との人間関係にも慣れてきた。トレーニングの場以外でチームの小さな絆が紡がれてゆく。 (春:第3楽章アレグロ):5月~6月 関東インカレなどスピードに磨きをかけ、自己記録への挑戦と勝利への渇望が走りへと昇華される。 気温上昇に耐えつつも、全日本大学駅伝選考会などを経て、箱根駅伝までの残り半年となり思いも新たとなる。 (夏:第1楽章)アレグロ・ノンモルト):7月 いよいよ夏の鍛錬期を迎える。どのチームもこの夏の鍛錬期でどれだけ力を蓄えることができるかが鍵であることを信じている。 厳しさのドアを自ら開けて勇気と覚悟を持って一歩を踏み出せ。 (夏:第2楽章アダージョ)8月 走力とともにチームとしての結束力を高めて行くのもこの期間だ。妥協を弾き飛ばす熱い思いがチームに芽生える。 練習の合間のチームメイトとの語らいが憩いの時であり楽しくもある。 [caption id="attachment_89782" align="alignnone" width="800"] 各校は長野や新潟、北海道など避暑地で夏合宿を実施した[/caption] (夏:第3楽章プレスト)9月 いよいよ夏合宿の終盤。夏に鍛えしもののみが冬の栄光を手にすると信じてひたすら走り込む。チームメイトの励ましや檄に、折れそうな心に芯が通るのを感じる。 速さよりもたくましさや強さが欲しいと感じるのもこの合宿期間だ。 (秋:第1楽章アレグロ):9月〜秋のシーズン いよいよ秋のシーズン。日本インカレなど秋のトラックレースで力試しが始まる。夏に積み上げてきた箱根駅伝への思いを解き放つ時がきた。 (秋:第2楽章アダージョ・モルト) 秋の夕日と爽やかな風は、長距離ランナーにとって待ち望んだ空気感だ。 夏に走り抜き、厳しさに耐えた日々が走る喜びへと変換される。 (秋:第3楽章アレグロ) 出雲駅伝・箱根駅伝予選会・全日本大学駅伝、秋から冬へと向かう戦いの舞台。 華やかでもあり、過酷な現実を受け止めなければならのこともある。個の力とともにチーム力が試される。チームの立て直しを仕切り直す一瞬がこの時にある。 [caption id="attachment_89783" align="alignnone" width="800"] 過酷な予選会を突破した10校が箱根路へと駒を進めた[/caption] そしていよいよ (冬:第1楽章アレグロ・ノン・モルト)へと誘われ、今へと至る。 鼓動の高鳴りに似たドラマチックな旋律は、選手たちの思いの丈を表す熱情なのか。はたまた、指導スタッフの期待と不安が交錯する心象風景なのか。そして、レースを待ち侘びるファンのみなさんの胸の高まりなのか。高速化かつ激戦激闘必死のレース展開を表していることを表しているかのようだ。 この1年間を鍛えし選手たちがどう戦うか、この第1楽章を聴きつつ思いを馳せていただきたい。 先日、全国高校駅伝が終了した。47都道府県代表校の選手達が熱き走りで都大路を沸かせた。男子では優勝した倉敷高(岡山)が大会記録を更新。準優勝の佐久長聖高(長野)が留学生を含まない日本選手だけの日本高校記録を更新するハイペースなレース展開は、近い将来2時間の壁を打ち破る日が来るのではないかと思わせるほどであった。 箱根駅伝まで1週間を切り、コロナ禍でnew normal を生き抜くスポーツ(陸上競技)に思いを馳せる時、思い至った言葉は“紐帯” (チュウタイ)である。 意味を調べると、ひもとオビと書いて、二つのものを固く結びつける役割を表すそうで、社会を形作る結びつきを表す言葉だという。 私が思うに、(手前勝手な解釈だが)箱根駅伝は、公共交通機関である公道を使用して開催する競技会である。それがゆえに、関係者や沿道の観衆をはじめ、はからずしも交通規制に巻き込まれてしまった方々も含め、誰もが持つそれぞれの糸が、もつれるのではなく、互いの思いが交錯しながらも、その時代の個性的な柄を描きながら織り上がる帯びとなる事を表している言葉と解釈している。 箱根駅伝は、関わるすべての方々を固く結びつける大会でありたいと願っている。 [caption id="attachment_89780" align="alignnone" width="800"] いよいよ第99回箱根駅伝スタートの瞬間が近づいてきた[/caption] 2023年1月2日。 東京大手町、読売新聞本社前のスタートラインに並ぶ21チームの精鋭達。 午前8時、静寂の中、号砲を待つ!
上田誠仁 Ueda Masahito/1959年生まれ、香川県出身。山梨学院大学スポーツ科学部スポーツ科学科教授。順天堂大学時代に3年連続で箱根駅伝の5区を担い、2年時と3年時に区間賞を獲得。2度の総合優勝に貢献した。卒業後は地元・香川県内の中学・高校教諭を歴任。中学教諭時代の1983年には日本選手権5000mで2位と好成績を収めている。85年に山梨学院大学の陸上競技部監督へ就任し、92年には創部7年、出場6回目にして箱根駅伝総合優勝を達成。以降、出雲駅伝5連覇、箱根総合優勝3回など輝かしい実績を誇るほか、中村祐二や尾方剛、大崎悟史、井上大仁など、のちにマラソンで世界へ羽ばたく選手を多数育成している。2022年4月より山梨学院大学陸上競技部顧問に就任。

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