12月15日、2023年1月2日、3日に開催される第99回箱根駅伝に臨む駒大の合同取材がオンラインで行われ、大八木弘明監督とエントリー選手16人が参加した。
駒大は10月の出雲駅伝と11月の全日本大学駅伝をそれぞれ大会新で制覇。箱根駅伝では同校初、史上5校目の学生駅伝3冠に王手をかけている。
大八木弘明監督は冒頭の挨拶で「今年の4月に4年生が3冠を目指したいと私に言ってきた。それからはすべてにおいて昨年度以上にレベルアップできている」とコメント。藤田敦史ヘッドコーチも「選手層が厚くなっている」と話し、2年ぶりの箱根路制覇へ自信をのぞかせた。
選手の希望区間は、エースの田澤廉(4年)が3区、主将の山野力(4年)が「5区」、準エース格の鈴木芽吹(3年)が「2区、4区」、5000mのU20日本記録を持つ佐藤圭汰(1年)は「3区」と回答。田澤は「2区よりは3区のほうが自分に合っているし、自分以外にも2区候補の選手がいる。3区ならヴィンセント選手の区間記録を目標にがんばりたい」と意気込んだ。
山上りの5区は前回区間4位と好走した金子伊吹(3年)に加え、全日本大学駅伝で4区区間賞の山川拓馬(1年)、「(東洋大OBの)柏原竜二さんを見て箱根駅伝を目指そうと思った」と言う山野が希望区間として挙げている。
箱根路決戦では前回王者・青学大との2強対決と見られている。山野は「他の大学もやっている練習に大きな差はない。優勝したい気持ちが強いチームが勝つ」と分析。大八木監督もこの意見に同調したうえで「往路を制したチームが有利なので、そのためには3区が終わった段階でトップに立っていたい。ここから本番までは体調管理やケガに気をつけて慎重にやっていきたい」と、細心の注意と準備をもって本番に臨む意向を口にした。
12月29日に区間エントリーが関東学連より発表され、往路と復路で1日最大4名まで、合計6名までを当日変更できる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.29
田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦
2025.10.29
ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン
-
2025.10.29
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.29
田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦
「ホノルルマラソン2025」の前日に開催される1マイルレース「カラカウアメリーマイル」に、東京世界選手権代表の田中希実(New Balance)がエントリーしたことがわかった。これで3年連続となる。 同レースはハワイ・ワ […]
2025.10.29
世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランキング選手権の出場権授与
世界陸連(WA)は10月27日、イタリアのフィットネス製品メーカー、テクノジムと提携して第1回世界トレッドミル選手権「RUN X」を2026年に開催すると発表した。 「RUN X」では5kmの競技が行われ、予選はテクノジ […]
2025.10.29
【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ
第3回河北郡市記録会は10月25日、石川県かほく市のうのけ総合公園陸上競技場で行われ、女子200mで酒井菜夏(金沢ACJr/金沢北鳴中3)が中学歴代8位タイ、北信越中学新記録となる24秒37(-0.2)をマークした。 酒 […]
2025.10.28
5000m・成沢翔英が13分51秒35で慶大記録更新! 浜川舜斗ら青学大勢3人が13分台
国士大Combined Challenge1日目は10月25日、国士大多摩キャンパス陸上競技場で行われ、男子5000mで成沢翔英(慶大)が13分51秒35の慶大記録を更新した。 成沢は長野・上田六中出身で、岐阜・麗澤瑞浪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望