HOME ニュース、国内

2022.06.11

三段跳・森本麻里子が自己新で逆転V4「雨の中で自信が出せてよかった」/日本選手権
三段跳・森本麻里子が自己新で逆転V4「雨の中で自信が出せてよかった」/日本選手権

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に行われた女子三段跳は、森本麻里子(内田建設AC)が大会連覇を達成した。

「雨の中で自己ベストが出て良かった」と、4連覇にホッとした様子の森本。今年出した日本歴代3位の13m56を2cm更新する13m58(±0)を4回目に跳んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

その時点でリードを許していた船田茜理(武庫川女大)を逆転。「雨の中でも走り込んだり、ジャンプトレーニングをしたりしてきたので、やるべきことに集中しました」と、練習の成果を発揮した。6回目にはファウルながら大きなジャンプを見せ「再現したい」と語る。

来年のアジア大会、アジア選手権を目指す森本。「やるべきことを集中して持っている力を発揮したい。14mに近づけると思います」と、花岡麻帆に続く日本女子2人目の14m突入を見据えている。

2位に入った船田は日本歴代7位、学生歴代4位の13m46(±0)をマーク。3位・高島真織子(九電工)も13m42(±0)と、予想された通りのハイレベルな争いとなった。

■女子三段跳日本歴代10傑[2022.6.11時点]
14.04 1.1 花岡 麻帆(三英社)     1999.10. 1
13.65 0.3 河合 栞奈(大阪成蹊大4)  2019. 9.15
13.58 0.0 森本麻里子(内田建設AC)  2022. 6.11
13.52 0.7 宮坂  楓(ニッパツ)    2016.10.15
13.50 0.4 吉田 文代(中大4)     2003. 6. 6
13.48 0.9 髙島真織子(九電工)     2022. 5. 3
13.46 0.0 船田茜理(武庫川女大)    2022. 6.11
13.42 1.8 剱持 早紀(長谷川体育施設) 2019. 4.21
13.40 1.3 西内 誠子(上分中教)    1998. 4.29
13.39-0.8 佐藤 友香(七十七銀行)   2004.10.27

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に行われた女子三段跳は、森本麻里子(内田建設AC)が大会連覇を達成した。 「雨の中で自己ベストが出て良かった」と、4連覇にホッとした様子の森本。今年出した日本歴代3位の13m56を2cm更新する13m58(±0)を4回目に跳んだ。 その時点でリードを許していた船田茜理(武庫川女大)を逆転。「雨の中でも走り込んだり、ジャンプトレーニングをしたりしてきたので、やるべきことに集中しました」と、練習の成果を発揮した。6回目にはファウルながら大きなジャンプを見せ「再現したい」と語る。 来年のアジア大会、アジア選手権を目指す森本。「やるべきことを集中して持っている力を発揮したい。14mに近づけると思います」と、花岡麻帆に続く日本女子2人目の14m突入を見据えている。 2位に入った船田は日本歴代7位、学生歴代4位の13m46(±0)をマーク。3位・高島真織子(九電工)も13m42(±0)と、予想された通りのハイレベルな争いとなった。 ■女子三段跳日本歴代10傑[2022.6.11時点] 14.04 1.1 花岡 麻帆(三英社)     1999.10. 1 13.65 0.3 河合 栞奈(大阪成蹊大4)  2019. 9.15 13.58 0.0 森本麻里子(内田建設AC)  2022. 6.11 13.52 0.7 宮坂  楓(ニッパツ)    2016.10.15 13.50 0.4 吉田 文代(中大4)     2003. 6. 6 13.48 0.9 髙島真織子(九電工)     2022. 5. 3 13.46 0.0 船田茜理(武庫川女大)    2022. 6.11 13.42 1.8 剱持 早紀(長谷川体育施設) 2019. 4.21 13.40 1.3 西内 誠子(上分中教)    1998. 4.29 13.39-0.8 佐藤 友香(七十七銀行)   2004.10.27

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]

NEWS U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

2025.12.08

U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]

NEWS 富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

2025.12.08

富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]

NEWS 2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

2025.12.08

2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]

NEWS 女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top