ナイキがプロデュースする公認1マイルレース「GINZA MILE」が6月20日、東京・銀座のKK線(東京高速道路)銀座区間を舞台に行われ、男子1マイルは永原颯磨(順大)が3分57秒00(速報値)の日本新記録で優勝した。
降りしきる雨のなか、終盤が学生勢による優勝争いに。中間点を2分ちょうどあたりで通過したあと、桑田駿介(駒大)が集団から抜け出して1000m2分30秒5で通過する。
そこから永原、岡田開成(中大)らが追いつき、ラスト勝負で抜け出したのが永原だった。「最後まで残っていたら、トラックシーズンで磨いてきたスピードを生かせたら」と考えていたとおりの力強いスパート。「思い通りに発揮できて良かったです」と振り返った。学生同士の争いになったことも、「負けられないという気持ちと、勝ちたいという気持ち」を前面に出し、「がむしゃらに」走り切ったという。
1週間前の日本選手権では自己ベストに0.11秒と迫る8分29秒46で6位に入賞。その力を、国内では実施機会の少ないロードマイルで発揮した。
高速道路上をライトアップし、音楽や大歓声が鳴り響く中でのレースについても「すごく新鮮な気持ちで臨めましたし、率直に楽しかったです」と笑顔が弾けた。
桑田が3分57秒30で2位に続き、岡田が3分57秒90で3位。4位の簡子傑(中大)が3分58秒90、5位の吉岡大翔(順大)が3分58秒20、6位の吉倉ナヤブ直希(早大)が3分59秒60と、上位6人が3月に本田桜二郎(鳥取城北高/現・早大)が作った日本記録(4分00秒2)を更新した。
桑田は「この距離を走ることがあまりないので、自分が一番ビックリ。負けてしまったので自分の名前は残らないけど、日本記録を破れたことは良かったです」とうなずく。岡田も「日本選手権後の気分転換と、次につながるレースをと思って出場しました。無我夢中に走ったら日本記録を上回っていたので、良かったです」と振り返った。
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