◇セイコーゴールデングランプリ(5月8日/東京・国立競技場)
世界陸連コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、男子3000m障害は東京五輪7位の三浦龍司(順大)が8分22秒25で優勝した。
今回のテーマは「ラスト1000mで切り替える」こと。海外レースを想定して「あえて集団の中で」進めた。プラン通り、しっかりラストで強さを見せた三浦。「狙いは達成できましたが、タイムは思ったよりうれしくなかったです。(3000m障害は)シーズン初戦ということもあるので、このくらいかな」と振り返った。
これまでのように前で進めるのとは違い「イレギュラーなレース」だったが、「楽しむこともできましたし、こういうレース展開もあるんだなと、引き出しも増えたのは大きな、大きな収穫。レースをまとめられたのは評価したい」と語る。
世界大会の入賞者として期待も、プレッシャーも受ける1年になるが、「現実を見る1年になる。タイムと順位を区別しながら目標設定していきたいです」と気負いはない。今後は海外遠征を視野に入れる三浦。日本選手権でしっかり代表をつかみ取り、再び世界と対峙する。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会