HOME ニュース、海外

2022.04.09

女子円盤投のオールマンが71m46の北米新! 21世紀以降で最高記録
女子円盤投のオールマンが71m46の北米新! 21世紀以降で最高記録


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

4月8日、米国・カリフォルニア州のラホーヤで行われたトリトン招待で女子円盤投東京五輪金メダリストのV.オールマン(米国)が71m46を投げ、自身の持つ北米記録を30cm更新した。この記録は世界歴代15位、2000年以降では最も良い記録となった。

3月に68m13でシーズン初戦を迎えたオールマンは、この日の1投目に65m51を放つと、2投目に71m46をスロー。5投目にも67m38を投げた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子円盤投については、世界歴代の上位記録に旧東ドイツやチェコ、ソ連など東欧圏の選手が1980年代に出したもの残っており、禁止薬物が使用された疑いもあることから、記録の正当性に疑問を持つ声も少なくない。

■女子円盤投世界歴代10傑+α
76.80  G.ラインシュ(東ドイツ)  1988. 7. 9
74.56  Z.バルトノワ(チェコ)   1984. 8.26
74.56  I.ヴィルッダ(東ドイツ)  1989. 7.23
74.08  D.ザクゼ(東ドイツ)    1987. 6.20
73.36  I.メシンスキー(東ドイツ) 1984. 8.17
73.28  G.サヴィンコワ(ソ連)   1984. 9. 8
73.22  T.フリストワ(ブルガリア) 1987. 4.19
73.10  G.バイアー(東ドイツ)   1984. 7.20
72.92  M.オピッツ(東ドイツ)   1987. 8.20
72.14  G.ムラショワ(ソ連)    1984. 8.18
15位 71.46 V.オールマン(米国)  2022. 4. 8

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 4月8日、米国・カリフォルニア州のラホーヤで行われたトリトン招待で女子円盤投東京五輪金メダリストのV.オールマン(米国)が71m46を投げ、自身の持つ北米記録を30cm更新した。この記録は世界歴代15位、2000年以降では最も良い記録となった。 3月に68m13でシーズン初戦を迎えたオールマンは、この日の1投目に65m51を放つと、2投目に71m46をスロー。5投目にも67m38を投げた。 女子円盤投については、世界歴代の上位記録に旧東ドイツやチェコ、ソ連など東欧圏の選手が1980年代に出したもの残っており、禁止薬物が使用された疑いもあることから、記録の正当性に疑問を持つ声も少なくない。 ■女子円盤投世界歴代10傑+α 76.80  G.ラインシュ(東ドイツ)  1988. 7. 9 74.56  Z.バルトノワ(チェコ)   1984. 8.26 74.56  I.ヴィルッダ(東ドイツ)  1989. 7.23 74.08  D.ザクゼ(東ドイツ)    1987. 6.20 73.36  I.メシンスキー(東ドイツ) 1984. 8.17 73.28  G.サヴィンコワ(ソ連)   1984. 9. 8 73.22  T.フリストワ(ブルガリア) 1987. 4.19 73.10  G.バイアー(東ドイツ)   1984. 7.20 72.92  M.オピッツ(東ドイツ)   1987. 8.20 72.14  G.ムラショワ(ソ連)    1984. 8.18 15位 71.46 V.オールマン(米国)  2022. 4. 8

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.18

髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の第2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が […]

NEWS 女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

2025.10.18

女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた秋田県高校駅伝が10月17日に、秋田市の県営陸上競技場周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は横手清陵学院が1時間14分32秒で初優勝を飾り、初の全国出場を決めた。男子(7区間4 […]

NEWS 北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

2025.10.18

北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

女子やり投の北口榛花(JAL)が初めて自己プロデュースしたやり投に特化した陸上教室の「はるかなる教室 Supported by JAL」(主催:株式会社スポーツビズ、川崎とどろきパーク株式会社)が18日、神奈川県の等々力 […]

NEWS 前回Vユニクロは1区・後藤夢から攻撃的布陣、天満屋は3区・前田穂南、ダイハツ5区に松田瑞生/プリンセス駅伝

2025.10.18

前回Vユニクロは1区・後藤夢から攻撃的布陣、天満屋は3区・前田穂南、ダイハツ5区に松田瑞生/プリンセス駅伝

日本実業団連合は10月18日、第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日)の区間エントリーを発表した。 前回トップのユニクロは、1区にパリ五輪1500m代表の後藤夢、2区に2年前の […]

NEWS 100m菅野翔唯が今季全国締めくくる10秒39V!「来年は10秒1台を安定して出して10秒0台を」/U18・16大会

2025.10.18

100m菅野翔唯が今季全国締めくくる10秒39V!「来年は10秒1台を安定して出して10秒0台を」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の第2日目が行われ、U18男子100mは菅野翔唯(東農大二高2群馬)が10秒39(+0.3)で制し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top