2022.03.20
春の高校伊那駅伝2022が3月20日、伊那市陸上競技場発着で行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間6分43秒の大会新記録で優勝した。2位は学法石川(福島)、3位に前回優勝の洛南(京都)が入った。
佐久長聖は1区で5位スタートするも、2区の長屋匡起(2年)が区間新(区間2位)の走りで首位に躍り出る。3区・永原颯磨(1年)が区間賞で続くと、4区のエース吉岡大翔(2年)が長嶋幸宝(西脇工2兵庫)との区間賞争いを制し、5区の松尾悠登(2年)まで連続区間賞で後続を引き離した。そのまま独走となり、2位の学法石川に3分20秒差をつけ優勝のテープを切った。佐久長聖は年末の全国高校駅で5位だった。
女子は1時間10分13秒で神村学園(鹿児島)が独走で優勝。2位に長野東(長野)、3位に立命館宇治(京都)が続いた。神村学園は1区・田島愛梨(2年)が2位に20秒をつけて首位でタスキリレーすると、3区・K.カロライン(1年)が区間新記録。1、3、4、5区で区間賞を獲得する圧巻のタスキリレーだった。神村学園は全国高校駅3位に入っている。
春の高校伊那駅伝は1、2年生の新チームでの勝負する年度末の風物詩で、新年度の戦力をうらなう重要な一戦。男子は6区間42.195km(7.98km-7.52km-7.2km-9.1km-5.1km-5.295km)、女子は5区間21.0975km(5.9km-2.6km-4.3km-4.7km-3.5975km)をつなぐ駅伝で、今年は男子122校、女子62校がエントリーした。
■春の高校伊那駅伝上位成績
・男子
1位 佐久長聖(長野) 2.06.43大会新
2位 学法石川(福島) 2.10.04
3位 洛南(京都) 2.10.14
4位 西脇工(兵庫) 2.10.47
5位 埼玉栄(埼玉) 2.11.17
6位 倉敷(岡山) 2.11.21
7位 九州学院(熊本) 2.11.29
8位 國學院久我山(東京) 2.11.45
・女子
1位 神村学園(鹿児島) 1.10.13
2位 長野東(長野) 1.12.01
3位 立命館宇治(京都) 1.12.31
4位 薫英女学院(大阪) 1.13.31
5位 学法石川(福島) 1.13.34
6位 豊川(愛知) 1.14.45
7位 旭川龍谷(北海道) 1.15.56
8位 鯖江(福井) 1.16.34
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.01
「2023年度中部実業団陸上 of The Year」に赤松諒一と園田世玲奈が選出 特別賞に太田智樹
5月1日、中部実業団連盟は2023年度の「中部実業団陸上 of The Year」受賞者を発表し、男子は走高跳の赤松諒一(西武・プリンスホテルズワールドワイド)、女子は競歩の園田世玲奈(NTN)が選ばれた。 赤松は4月3 […]
2024.05.01
女子5000m・廣中璃梨佳、男子やり投・スミトがセイコーGGPを欠場
日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の欠場者を発表し、女子5000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場しないことが明らかとなった。コンディション不良を理由と […]
2024.05.01
田澤廉が日本選手権10000m欠場を発表「コンディション不良のため」初五輪への道険し
日本陸連は、5月3日に行われる第108回日本選手権10000mにおいて、男子の田澤廉(トヨタ自動車)がコンディション不良のため欠場すると発表した。 田澤は駒大在学中に、22年オレゴン世界選手権に出場。社会人1年目の昨年は […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!