2021.11.21
全九州高校駅伝は11月20日、佐賀市のスポーツパーク川副を発着点として行われた。昨年はコロナ禍で中止となり2年ぶりの開催。男子(7区間42.195km)は福岡県大会で3位に終わった大牟田が2時間5分08秒で7大会ぶり24回目の優勝を果たし、女子(5区間21.0975km)は鹿児島県大会1位の神村学園が1時間7分57秒で5大会連続9回目の九州女王に輝いた。
大牟田は1区でトップから5秒差の3位につけると、2区の青木龍翔(2年)が区間賞で首位中継。3区の馬場賢人(3年)も区間賞でリードを広げた。4区(8.0875km)では、6日前に5000mで13分18秒75をマークした大分東明(大分)のダニエル・ディリツ(2年)が22分31秒の区間新で、2位に後退したが、最終区で逆転。アンカーの花本史龍(2年)が32秒のビハインドをひっくり返した。
大分東明は12秒差の2位。3位には、1区・間瀬田純平(3年)が区間賞を獲得した地元の鳥栖工が入った。ここまでが北九州勢で、鹿児島県大会を初優勝した出水中央が南九州勢最上位の4位に食い込んだ。
神村学園は2区終了時で先頭の筑紫女学園(福岡)と38秒差の2位だったが、ここから反撃。特に4区の野見山紋圭(3年)が区間賞で10秒差まで迫ると、アンカーのカリバ・カロライン(1年)も区間賞で逆転した。2位に終わった筑紫女学園だったが、1時間8分34秒と好タイムをマーク。1区(6km)の柳樂あずみ(3年)が18分46秒の区間新、2区の西山英莉(3年)が区間賞と好走した。3位は福岡県大会優勝の北九州市立だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.26
城西大が主導権!2区・兼子心晴も区間新、立命大を27秒リード/全日本大学女子駅伝
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.26
城西大が3区間連続区間新で首位堅守!地元・東北福祉大の佐々木菜月が区間新で2位浮上/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、3区(5.8km)でも城西大がトップをしっかりとキープした。 2区間連続区間新で […]
2025.10.26
城西大が主導権!2区・兼子心晴も区間新、立命大を27秒リード/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、2区(4.0km)は城西大がトップで中継した。 1区を首位発進した城西大は兼子心 […]
2025.10.26
城西大が25年ぶり1区トップ発進!1年生・本間香が20分53秒の区間新、上位6人が区間新のハイレベル/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、1区(6.6km)は城西大。本間香(1年)が区間新記録の20分53秒で制した。 […]
2025.10.26
世界陸上銅・勝木隼人がマラソン競歩初王者 2時間55分28秒で目標通りの「サブ3」達成/高畠競歩
◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された男子マラソン競歩は […]
2025.10.26
15年連続で山梨学院が男女V! 男子はオール区間賞で2時間9分02秒 女子は1時間12分11秒で25回目の都大路/山梨県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた山梨県高校駅伝が10月25日、富士河口湖町の西湖畔周回コースで行われ、山梨学院が15年連続の男女優勝を飾った。男子(7区間42.195km)は15年連続25回目、女子(5区間21.0975km […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望