◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目
全日本実業団対抗の1日目、女子1500mが行われた。優勝したのはヘレン・エカラレ(豊田自動織機)が4分06秒38をマーク。2位に入ったのは東京五輪で5000m代表の萩谷楓(エディオン)だった。レースは終始、エカラレがリードし、1500m五輪代表の卜部蘭(積水化学)がついていく。
その後ろで淡々と前を追ったのが萩谷。「あきらめずに前を追って、最後はキレを出せた」という萩谷が、フィニッシュ直前で卜部をかわし、2番手に。4分11秒34は日本歴代9位の好記録で、自身のベストを約2秒短縮した。
「今回は楽しんで走って、どれだけ行けるか。スピードがどれだけ出るのかを確認したかった」と臨んだ萩谷。「夏合宿では走り込みばかりでしたが、それでも自己ベストが出せたのは大きな収穫でした」と自己新に納得の表情を浮かべる。
東京五輪5000mでは15分04秒95(日本歴代6位)の自己ベストをマークしたが予選12位で決勝進出ならず。だが、すでに来年のユージン世界選手権の参加標準記録は突破している。「世界に出るだけじゃなく、そこで結果を残す。入賞を狙っていきたい。もっと力が必要」と、さらなる高みを目指していく。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.03
パリ五輪へ!日本選手権10000m、今日静岡で号砲 男子は塩尻、太田、相澤の三つ巴か
-
2024.05.02
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.03
パリ五輪へ!日本選手権10000m、今日静岡で号砲 男子は塩尻、太田、相澤の三つ巴か
◇第108回日本選手権10000m(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・エコパで行われる。日本GPシリーズの静岡国際の後に開催となるのは […]
2024.05.02
栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社
富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]
2024.05.02
単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース
昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]
2024.05.02
塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!