8月28日のAthlete Night Games in FUKUI(福井県営陸上競技場/9.98スタジアム)の中で、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が小学生と50mで競う「Sprint 50 Challenge in 福井 supported by 日本生命」が開催される。
このイベントは桐生と、次世代や社会に対して向き合う活動に取り組むために桐生自身が立ち上げたプロジェクト・ブランド「K-Project」が初めて開く。
桐生たちは、さまざまなスポーツに挑戦する人に向けて、50m走をベースとした新たな競技種目として「Sprint 50」を設立。それに合わせて、独自のルールを採用し、老若男女、競技や種目の隔たりを無くし、すべての人々がチャレンジできるための競技フォーマットも作り出した。
その「Sprint 50」の競技規則を元にした「Sprint 50 Challenge」は各地に展開する計画で、希望するすべての人が参加することによって、人々や地域、社会と結びつけ「チャレンジをする大切さ」や「生きがい」の促進を目指すとしている。
第1回目の会場となる福井県営陸上競技場は、2017年9月9日の日本インカレ100m決勝で、桐生が日本人として初の9秒台となる9秒98をマークしたところ。9.98スタジアムという愛称もついた。
その競技場を舞台に、桐生とAthlete Night Games in FUKUIの出場者から選抜された小学生男女6名が、50mという誰もがチャレンジしたことのある距離で、本気の勝負を繰り広げる。時間は14時30分を予定している。
桐生は「新しい生活スタイルや時代になっても、走ることの面白さは変わりません。それをどうやって伝えていくかをずっと考えていました。この Sprint 50 Challenge もその一つです。次世代を担う子どもたちをはじめ、多くの方々のために、少しずつ形にしていくことにチャレンジします。また、今回50mを全力で走るのは、小学生以来なので、自分の記録や小学生たちと一緒に走ることを楽しみにしています。ワクワクした気持ちでスタートラインに立ち、全力で挑戦します」と初開催のイベントに懸ける熱い想いを持っている。
こうした桐生の想いは、桐生自身の公式YouTubeチャンネルで配信している。また、「Sprint 50 Challenge」に関して、公式 Twitter(@sprint_50)や公式Instagram(sprint_50_challenge)を開設し、随時最新情報を発信していく。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.07
円盤投五輪連覇のオールマン 悲願の初Vへ「大会記録は可能」/東京世界陸上
-
2025.09.07
-
2025.09.07
-
2025.09.06
-
2025.09.06
-
2025.09.06
-
2025.09.06
2025.09.03
開幕迫る東京世界陸上!聖地・国立競技場の大会装飾も公開 準備も最終段階
-
2025.09.02
-
2025.09.06
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.07
400mH岸本鷹幸が母校・法大で引退レース「運が良かった」最後まで美しきハードリングと師弟関係
日本の男子400mハードルを牽引してきた岸本鷹幸(富士通)が母校・法大で現役ラストレースを迎えた。 後輩の豊田将樹(富士通)や山本竜大(SEKI AC)がレーンに並ぶ。スタンドには日本代表経験者を筆頭に、OB・OG、現役 […]
2025.09.07
400m参戦のマクローリン「違うアプローチで自分に挑戦したかった」ライバル多く激戦も「集中」/東京世界陸上
女子400mハードル世界記録保持者で、東京世界選手権では400mに出場するシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が9月7日、都内で練習を公開しメディアの取材に応じた。 この日が来日して最初のトレーニングだったというマク […]
2025.09.07
【男子1500m】近藤潤(BEAT AC/中3)3分55秒44=中学歴代10位タイ
第3回亀岡陸協ナイター記録会が9月6日、京都府亀岡市の亀岡運動公園陸上競技場で行われ、男子1500mでは近藤潤(BEAT AC/中3)が中学歴代10位タイの3分55秒44をマークした。 これまでの自己ベストは、8月上旬の […]
2025.09.07
女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新
9月6日に行われた愛知県高校新人対校大会名古屋南北支部予選南女子ハンマー投で、河戸咲希(名古屋大谷2)が55m56を放った。自身が7月のインターハイで出した高2歴代3位(54m56)を更新した。 河戸は1投目に53m67 […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99