◇第97回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
創価大の優勝で終えた第97回箱根駅伝の往路は、5区間すべてで区間賞獲得チームが異なった。スローな展開となった1区では法大の鎌田航生(法大3)が1時間3分00秒の機区間賞。法大勢としては2000年の徳本一善以来、21年ぶりの1区区間賞だった。区間2位には5秒差で塩澤稀夕(東海大4)。注目の順大ルーキー・三浦龍司は区間10位だった。
2区は前回3区区間新のイェゴン・ヴィンセント(東京国際大2)が1時間5分49秒をマークし、前回、相澤晃(東洋大、現・旭化成)が樹立した1時間5分57秒を更新した。日本人トップは区間3位の日体大・池田耀平(4年)で、同2位(区間4位)の松山和希(東洋大)は1時間7分15秒の好タイムで日本人1年生区間歴代2位。3区は東海大ルーキーの石原翔太郎が1時間2分05秒で全日本4区に続いて区間賞を獲得している。
山梨学大の留学生、ポール・オニエゴ(3年)が4区で1時間2分15秒の区間賞。日本人トップは創価大の島津雄大(3年)で1時間2分49秒だった。区間3位に鈴木創士(早大2)が入り、区間4・5位に佐藤一世(青学大)、石井一希とこちらも1年生が上位に顔を出した。
5区は帝京大の細谷翔馬(3年)が1時間11分52秒で区間賞。同大にとって5区初の区間賞獲得者となった。区間2位に優勝した創価大の三上雄太(3年)が入り、前回区間記録(1時間10分25秒)を樹立していた宮下隼人(東洋大3)は区間3位だった。
■第97回箱根駅伝 往路区間賞一覧
1区 鎌田航生(法大3)1時間3分00秒
「スローペースは想定外でした。六郷橋でついて行け、そのまま逃げ切ることができました。率直にうれしいです。こういったレースで結果を出せたのは、今後の陸上人生においても自信になります」
2区 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大2)1時間5分49秒=区間新
「2区はチャレンジのコース。上りがきつかった。今年最初のレースだったからモチベーションを上げるために良い記録を作りたかった。将来はマラソンを走りたい。世界記録の更新も自信があります」
3区 石原翔太郎(東海大1)1時間2分05秒
「ハーフマラソンの距離を走ったことがないので少し不安がありましたが、自信を持って走りました。下りが得意なので積極的に行って海岸沿いは粘れた。1年生にライバル意識はありますが、あまり気にせず取り組めました」
4区 ポール・オニエゴ(山梨学大3)1時間2分15秒
「風が強かったけど良い走りができました。計画的なトレーニングをしてきたので、それが報われました。区間ナンバーワンはうれしい。来年はもっと頑張りたいです」
5区 細谷翔馬(帝京大3年) 1時間11分52秒
「3、4区と同じ学年の選手が順位を上げてくれたので、往路3位を目指して走りました。帝京大は山であまり良い順位を出せていなかったので、悪いイメージを覆したかった。復路も強いメンバーがそろっているので総合3位を狙っていきたい」
◇第97回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
創価大の優勝で終えた第97回箱根駅伝の往路は、5区間すべてで区間賞獲得チームが異なった。スローな展開となった1区では法大の鎌田航生(法大3)が1時間3分00秒の機区間賞。法大勢としては2000年の徳本一善以来、21年ぶりの1区区間賞だった。区間2位には5秒差で塩澤稀夕(東海大4)。注目の順大ルーキー・三浦龍司は区間10位だった。
2区は前回3区区間新のイェゴン・ヴィンセント(東京国際大2)が1時間5分49秒をマークし、前回、相澤晃(東洋大、現・旭化成)が樹立した1時間5分57秒を更新した。日本人トップは区間3位の日体大・池田耀平(4年)で、同2位(区間4位)の松山和希(東洋大)は1時間7分15秒の好タイムで日本人1年生区間歴代2位。3区は東海大ルーキーの石原翔太郎が1時間2分05秒で全日本4区に続いて区間賞を獲得している。
山梨学大の留学生、ポール・オニエゴ(3年)が4区で1時間2分15秒の区間賞。日本人トップは創価大の島津雄大(3年)で1時間2分49秒だった。区間3位に鈴木創士(早大2)が入り、区間4・5位に佐藤一世(青学大)、石井一希とこちらも1年生が上位に顔を出した。
5区は帝京大の細谷翔馬(3年)が1時間11分52秒で区間賞。同大にとって5区初の区間賞獲得者となった。区間2位に優勝した創価大の三上雄太(3年)が入り、前回区間記録(1時間10分25秒)を樹立していた宮下隼人(東洋大3)は区間3位だった。
■第97回箱根駅伝 往路区間賞一覧
1区 鎌田航生(法大3)1時間3分00秒
「スローペースは想定外でした。六郷橋でついて行け、そのまま逃げ切ることができました。率直にうれしいです。こういったレースで結果を出せたのは、今後の陸上人生においても自信になります」
2区 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大2)1時間5分49秒=区間新
「2区はチャレンジのコース。上りがきつかった。今年最初のレースだったからモチベーションを上げるために良い記録を作りたかった。将来はマラソンを走りたい。世界記録の更新も自信があります」
3区 石原翔太郎(東海大1)1時間2分05秒
「ハーフマラソンの距離を走ったことがないので少し不安がありましたが、自信を持って走りました。下りが得意なので積極的に行って海岸沿いは粘れた。1年生にライバル意識はありますが、あまり気にせず取り組めました」
4区 ポール・オニエゴ(山梨学大3)1時間2分15秒
「風が強かったけど良い走りができました。計画的なトレーニングをしてきたので、それが報われました。区間ナンバーワンはうれしい。来年はもっと頑張りたいです」
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