2026.05.10
◇木南記念(5月10日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
日本グランプリシリーズの木南記念が行われ、女子100mハードルは日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が12秒90(-0.5)のシーズンベストで優勝した。
織田記念は13秒08の2位。この日の予選でも13秒23(+0.4)にとどまった。この冬に新しい走りと推進力を得るため、これまでと違うスパイクを使うことを前提にトレーニングしてきた。
だが、「やっぱり硬すぎてスパイクが曲がらない。スピードに乗るタイミングで押さえ込む強みが出せていない」と感じ、決勝は前にスパイクに戻した。それによってリズム感が出たものの「スタートからの勢いが落ちなかったのは良かったですが、まだ手応えがありません」と首をかしげた。
ただ、練習や試合の中でも「地面を押している感覚がなく浮いている感じなのは良いこと」と捉え、「今までの自分の持っている感覚とのギャップがありますが、前のままだといつまで経っても(世界の)猛者と戦えない」と12秒44のアジア記録更新と、その上で世界の舞台で戦うためのチャレンジを続ける。
何より、昨年は高熱に悩む菊池病に悩まされたこともあり「1年前は家にいた。幸せの基準が下がっているのかもしれませんが、もうちょっと楽しませてください」と、走れる喜びをかみしめつつ、福部のペースで走りを進化させていく。
2位は12秒95の中島ひとみ(長谷川体育施設)。「やっぱり悔しいのが一番。できる準備をしてきたはずなのに、自分自身に対して悔しい」と唇をかみ、「大事なのは日本選手権。しっかり準備していきたい」と気持ちを入れ直していた。
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