HOME 駅伝

2026.04.08

NEWS
東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」
東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」

記者会見に臨んだ東海大の西出仁明監督(右)と両角速総監督

東海大は4月8日、新体制発表会見を行い、両角速総監督と西出仁明駅伝監督が登壇した。

両角総監督は佐久長聖高(長野)を指導して全国高校駅伝優勝など実績を残した。11年から母校・東海大の駅伝監督に就任。17年に出雲駅伝を制すと、19年に箱根駅伝で悲願の初優勝を果たした。同年には全日本大学駅伝も優勝している。

広告の下にコンテンツが続きます

15年間にわたって務めてきたが、近年は箱根駅伝のシード権を逃すなど苦戦。「箱根駅伝で優勝してから、右肩下がりになってしまいました。打開しようと戦ってきましたが、低迷の要因の一つにスカウティングの課題があると考えた」と両角総監督は言う。

スピード化が進むなか、「今年の箱根駅伝の記録はチーム歴代2番目でしたが、それでも総合12位。レベルが驚くほど上がり、遅れてしまっている」と現状を受け止め、「私がスカウティングを担って、指導を西出先生に任せたい」と決意したと明かす。

これまでヘッドコーチとして指導にあたり、特に中距離でも飯澤千翔(住友電工)らを育てた西出監督。最初に話を聞いたときは「保留させていただいた」。それでも、「自分もチャレンジしたい。簡単ではないが、チャンスを生かしたい」と引き受けたという。

西出監督は福井県出身の51歳。美方高時代には全国高校駅伝に2度出場した。神戸学大卒業後、公立中学校などの勤務を経て、04年から美方高に赴任し、両角氏に請われ14年から東海大のコーチに就任した。

両角総監督は西出監督について「OBではないですが、学生と向き合ってくれますし、大学の特色である研究を実践し、学生に還元できる指導者。大学の指導者として、また私の後継者としてふさわしい」と期待を寄せる。

15年間の指導を振り返った両角総監督は「悔いがないといえば何とも言えないが、3大駅伝も勝ててやり遂げたという見方もできます」と語り、「役割分担を明確にして、もう一度復活したい」と新たな立場でチームを支えていく。

西出監督は「スピードの東海を復活させたい。まずは箱根駅伝のシード権を獲得。そして、それを安定させていくことが大事です。当面はハーフマラソンを63分30秒くらいを10人そろえたいです」と強い覚悟をにじませた。

東海大陸上部は同好会を経て1963年に創部。長距離は73年に箱根駅伝初出場を果たし、以降今年の大会までで52回の出場を重ねる。学生三大駅伝では出雲4回、全日本2回、箱根1回の優勝を誇る。

東海大は4月8日、新体制発表会見を行い、両角速総監督と西出仁明駅伝監督が登壇した。 両角総監督は佐久長聖高(長野)を指導して全国高校駅伝優勝など実績を残した。11年から母校・東海大の駅伝監督に就任。17年に出雲駅伝を制すと、19年に箱根駅伝で悲願の初優勝を果たした。同年には全日本大学駅伝も優勝している。 15年間にわたって務めてきたが、近年は箱根駅伝のシード権を逃すなど苦戦。「箱根駅伝で優勝してから、右肩下がりになってしまいました。打開しようと戦ってきましたが、低迷の要因の一つにスカウティングの課題があると考えた」と両角総監督は言う。 スピード化が進むなか、「今年の箱根駅伝の記録はチーム歴代2番目でしたが、それでも総合12位。レベルが驚くほど上がり、遅れてしまっている」と現状を受け止め、「私がスカウティングを担って、指導を西出先生に任せたい」と決意したと明かす。 これまでヘッドコーチとして指導にあたり、特に中距離でも飯澤千翔(住友電工)らを育てた西出監督。最初に話を聞いたときは「保留させていただいた」。それでも、「自分もチャレンジしたい。簡単ではないが、チャンスを生かしたい」と引き受けたという。 西出監督は福井県出身の51歳。美方高時代には全国高校駅伝に2度出場した。神戸学大卒業後、公立中学校などの勤務を経て、04年から美方高に赴任し、両角氏に請われ14年から東海大のコーチに就任した。 両角総監督は西出監督について「OBではないですが、学生と向き合ってくれますし、大学の特色である研究を実践し、学生に還元できる指導者。大学の指導者として、また私の後継者としてふさわしい」と期待を寄せる。 15年間の指導を振り返った両角総監督は「悔いがないといえば何とも言えないが、3大駅伝も勝ててやり遂げたという見方もできます」と語り、「役割分担を明確にして、もう一度復活したい」と新たな立場でチームを支えていく。 西出監督は「スピードの東海を復活させたい。まずは箱根駅伝のシード権を獲得。そして、それを安定させていくことが大事です。当面はハーフマラソンを63分30秒くらいを10人そろえたいです」と強い覚悟をにじませた。 東海大陸上部は同好会を経て1963年に創部。長距離は73年に箱根駅伝初出場を果たし、以降今年の大会までで52回の出場を重ねる。学生三大駅伝では出雲4回、全日本2回、箱根1回の優勝を誇る。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.08

佐藤拳太郎が東海大短距離コーチ就任「両立へ全力を捧げる」髙野監督「彼しかいないと直感」

東海大は4月8日、陸上競技部の新体制発表会見を行い、部長で短距離監督の髙野進氏と、新たに短距離ブロックコーチに就任した佐藤拳太郎(富士通)が登壇した。  伝統あるブルーのラインが入ったジャージに「これまで赤色が多かったの […]

NEWS 東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」

2026.04.08

東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」

東海大は4月8日、新体制発表会見を行い、両角速総監督と西出仁明駅伝監督が登壇した。 両角総監督は佐久長聖高(長野)を指導して全国高校駅伝優勝など実績を残した。11年から母校・東海大の駅伝監督に就任。17年に出雲駅伝を制す […]

NEWS 東京世界陸上金のベンジャミンとアングロがセイコーGGPに参戦 世界室内60m優勝アンソニーは200mに出場

2026.04.08

東京世界陸上金のベンジャミンとアングロがセイコーGGPに参戦 世界室内60m優勝アンソニーは200mに出場

日本陸連は4月8日、セイコーゴールデングランプリ2026東京(5月17日/東京・国立競技場)の海外選手のエントリー第2弾を発表し、昨年の東京世界選手権男子400mハードル金メダリストのR.ベンジャミン(米国)が400mに […]

NEWS ジャマイカのダグラスが女子短距離2冠 200mはU20歴代3位タイの22秒11/カリフタゲームズ

2026.04.08

ジャマイカのダグラスが女子短距離2冠 200mはU20歴代3位タイの22秒11/カリフタゲームズ

グレナダの首都セントジョーンズで4月4日から6日まで、カリフタゲームズが開催され、女子200mU20の部でS.M.ダグラス(ジャマイカ)がU20世界歴代3位タイの22秒11(+1.9)で優勝した。S.ミラー・ウイボ(バハ […]

NEWS 仙台ハーフのエントリー発表!世界陸上代表・小山直城、小林香菜らが特別招待 太田蒼生も出場予定

2026.04.08

仙台ハーフのエントリー発表!世界陸上代表・小山直城、小林香菜らが特別招待 太田蒼生も出場予定

仙台国際ハーフの大会主催者は4月8日、仙台市で5月に開催されるジャパンプレミアハーフシリーズ「仙台国際ハーフ2026」の招待選手ならびにエントリーリストを発表した。 男子では特別招待選手として、東京世界選手権マラソン代表 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top