2026.04.03
順大の入学式が4月3日、都内のホテルで行われ陸上競技部に所属する有望ルーキーが出席した。
男子110mハードルで13秒45の高校記録を持ち、インターハイ2連覇を果たしている古賀ジェレミー(東京高卒)。スーツ姿にコーンロウでビシッと決めて大人っぽい表情を見せるが、「不安もありますが、すごく楽しみな気持ち」と初々しく話す。
名門・東京高では恩師の能登谷雄太先生のもとで飛躍。昨年は高校生ながら日本選手権で5位となり、追い風参考ながら13秒18(+2.2)という衝撃のタイムまで叩き出し、日本陸連のダイヤモンドアスリートにも選出されている日本スプリントハードルの新たなホープだ。
この冬は高校でトレーニングを積み、「これまでの冬季で一番走って、苦手なこともやり切ったのでみんな褒めてくれました」と笑顔。さらに、3月にはダイヤモンドアスリートとして10日ほど米国で合宿をした。当地ではハードルコーチに指導を受け、「右腕の軌道を指摘していただいて、思った以上に速く走れました」とすぐさま自分のモノにしてみせたという。
前日に入寮したばかりだが、今後は寮生活に加え、練習ではOBの村竹ラシッド(JAL)、阿部竜希(エターナルホスピタリティグループ)ら世界基準のハードラーたちともトレーニングしていく。「目標があると頑張れます。先輩、後輩関係なくみんなで切磋琢磨していきたい」と心待ちにしている様子だ。
今季は「できるだけシニアのレースに挑戦したい」とし、直近のターゲットタイムには「1、2年の間に学生記録を出したいです」と、村竹が持つ13秒04の学生記録を見据え「そのためには先を見据えて」と学生初の12秒台を視野に入れる。そして、「3年生でロサンゼルス五輪に出たい。オリンピックで金メダルを取って母に掛けたいです」と目標を語った。
「プレッシャーは今はありません」と古賀。今季は日本選手権、U20世界選手権、そしてアジア大会代表も狙っていく。
インターハイで男子400m2位・400mハードル3位の長谷川桜介(日大東北高卒)は「順大の名を背負える昂りがあります。400mでスピードをつけてから400mハードルでタイムを出したい」と意気込みを語る。同女子1500m8位、800m6位の木田美緒莉(旭川龍谷高卒)は「三浦龍司選手(SUBARU)があこがれ。4分ひとケタ台に成長して、将来は三浦さんのように世界で戦える選手になりたいです」を目を輝かせた。他にも、同男子走幅跳と三段跳2種目入賞の大森恵偉音(福岡第一高卒)、3000m障害でインターハイ4位の前田結人(洛南高卒)、女子10km競歩でU20日本記録を作った内山由菜(本庄東高卒)ら注目の選手が名門での成長を誓った。
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