2026.03.31
Hondaは3月31日、今春入社する男子短距離の栁田大輝(東洋大)の練習公開および記者会見を開いた。
栁田は群馬県出身。中学時代には走幅跳で全中優勝、100mでも2位だった。東農大二高2年の7月には高2歴代2位となる10秒27をマークし、日本陸連のダイヤモンドアスリートにも認定。日本選手権では高校生ながら2年連続でファイナリストとなり、21年東京五輪4×100mリレーの補欠にも選ばれた。
東洋大でさらに成長を遂げ、昨年は10秒00をマーク。23年ブダペスト世界選手権代表。4×100mリレーでは、23年ブダペスト、25年東京と世界選手権2大会で入賞に貢献している。
Hondaは1971年に創部(当時は本田技研)。近年は長距離、マラソンでの活躍が目立つが、草創期には棒高跳で五輪にも出場した高根沢威夫や、走高跳の影井克弘、400mハードルの山本和平など、短距離&フィールド種目の選手も在籍。同部にとって43年ぶりとなる短距離選手の加入となる。
栁田はHondaのイメージについて「車とバイクの印象。誰が聞いても車の会社だとわかりますし、個人的にはF1も好きです。
世界を目指すという思いが同じで、速く走るというのは車も陸上も通じるものがある」と語る。
当面の目標として色紙にしたためたのは9秒82のアジア記録。「この冬は週3回にウエイトトレーニングを増やすなど、例年と違った取り組みをしています。ウエイトを徐々に質も量も増やしたい」と進化を誓う。
今季は出雲陸上からスタートし、選ばれれば世界リレーを経て、セイコーゴールデングランプリでは、ノア・ライルズ(米国)と相対する。会見では昨年7月に結婚していたことも明かした。
小川智監督は栁田の入部について、「数年前から長距離以外の拡大、企業イメージ、ポテンシャルの方向性のマッチする選手を模索していました。世界を目指す決意が固く、企業イメージ、方向にマッチしたのでこちらからお声掛けしました。我々とともに世界と戦うことを選択してくれて感謝したい」と期待を寄せる。
引き続き母校・東洋大を拠点にし、土江寛裕コーチが指導にあたる。土江コーチは、「ロス五輪に向けて1年、1年やっていきたい。ファイナルに残る、それができる選手だと思っています」と語るら、
栁田は「長距離、駅伝に刺激を与えられる走りをしたい」とチームとして世界へ『共闘』の構えを見せ、世界大会のファイナルに向けて、「毎年自己ベスト出せるかといえばそうではないスポーツ。出せない時にも新しい取り組みをチャレンジしていきたい」と力強く語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.09.18
Latest articles 最新の記事
2026.09.29
日本初挑戦の男女混合4継は5位!桐生「まだまだ成長の余地ある」御家瀬「いい経験できた」/名古屋アジア大会
◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日 名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに男女混合4×100mリレーが行われ、日本は41秒24で5位に入った。 広告の […]
2026.09.29
ハンマー投マッカーサー・ジョイが銅メダル!「日本で投げたい」を“地元”で実現「一生懸命頑張った」/名古屋アジア大会
◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日 名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに女子ハンマー投が行われ、マッカーサー・ジョイが今季ベストの68m42で銅メダ […]
Latest Issue
最新号

2026年10月号 (9月14日発売)
アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

