2026.05.15
今週末(17日)に行われるセイコーゴールデングランプリに出場する女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、レース2日前の15日、都内の小学校を訪問した。
このイベントは東京世界選手権のレガシー事業、そして世界陸連(WA)の「キッズアスレティクスデー」に賛同するもので、運動の楽しさを子どもたちに伝えるもの。また、日本陸連が進めるプロジェクト「RIKUJO JAPAN」と、大会スポンサーでもあるセイコーのイベント「時育」とも連携している。
100mハードルで日本歴代2位の12秒71を持ち、昨年の東京世界選手権では準決勝に進んだ中島。ノア・ライルズ(米国)、中島佑気ジョセフ(富士通)とのイベント参加に「最初は私でいいのかなと不安もありました」と言うが、「たくさんの生徒の方々に声をかけていただいて、見てくれているんだな」と知名度アップを実感していた。
トークイベントでは児童に対して「自分に正直に向き合うことを大切にしている。自分に何ができて、何ができないのか、自分の心と身体に向き合っていく」と説き、試合に臨むに当たっては「自信を持つことが大事で、そのためには練習で自信をつけられるように日々頑張ってます」と語った。
グラウンドに出ると、小学生にウォーミングアップを伝授。さらに、小学生との勝負には一気に加速して差をつける持ち前のスピードを披露し、生徒たちは目を丸くしていた。クラス対抗リレーでは、真っ先にコース沿いに来て近くで子どもたちにエールを送り続けた。
「こういうイベントを通して、陸上を知ってもらうきっかけにもなりますし、走ること、運動することの楽しさを実感してくれることで、スポーツが盛り上がれば」と中島。子どもたちの笑顔に「すごくパワーをいただきましたし、明後日はもちろん、これから続く試合へのエネルギーにしたい」と英気を養った。
ライルズと同じく、中島もアニメ・漫画が趣味で、特に『ドランゴンボール』は2人の共通の趣味で“オタク仲間”だ。中島は一番くじで当てた孫悟空のフィギュアをプレゼント。これにライルズは「ケースの一番上に飾るよ」と喜び、中島は「写真も一緒に撮ってもらって汗をかきました」と笑った。
今季は織田記念、木南記念を経て「少しずつやりたい走りができている」と話し、世界選手権以来の国立競技場に「たくさんの方がまた集まってくれるんだなとワクワクしています」と気持ちを昂ぶらせていた。
セイコーGGPは5月17日、国立競技場で行われる。
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