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2026.03.26

田中希実 今季は「自分がどうしたいのか見つけられるように」初の著書発売で気持ち新た
田中希実 今季は「自分がどうしたいのか見つけられるように」初の著書発売で気持ち新た

自身初の著書『希わくばの詩』を発売した田中希実

女子中長距離の田中希実(New Balance)が3月26日、自身初の著書『希(ねが)わくばの詩(うた)』を発売した。それを記念し、出版元の世界文化社が都内の書店でトーク&書籍お渡し会を開き、その後メディアの取材に応じた。

1500m、5000m日本記録保持者で五輪2大会代表の田中。愛書家であり、これまでもコラムなどでその文才に注目を集めてきた。今回の著書は昨年1月の都道府県対抗女子駅伝から9月の東京世界選手権を終えるまでに、田中が書き綴っていた思いを一冊にまとめた。

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出版にあたり「走ってきたからこそ本を出せたと思いますが、とても不思議な気持ち」と笑顔。「できるだけ長く、たくさんの人に読んでもらえるように、自分の納得のいかない表現や書き足したいポイントなど、丁寧に編集の方とやりとりしてきました」と明かす。

タイトルには自らの名前の文字でもある「希」を「ねがう」と表現。田中が愛読するファンタジー作家の佐藤とおるさんのエッセイにその表現があったといい、「ファンタジーと現実をつなげるようなことがしたい」という“ねがい”が込められている。

昨年は東京世界選手権で入賞を逃すなど悔しいシーズンとなった。その中で「打ちのめされて、また行く(挑戦)という繰り返しなどの描写が多い」とも。レース前に「負けるのがわかっている」という苦しい気持ちがあふれ、「寝るしかないとなった」など、「出すかどうか迷うような内容」だというその時々の感情、ありのままが記されている。

一つのターニングポイントとなるであろう東京世界選手権を終え、「これから未来に向かうに当たって、何か“差”を出したい。そのきっかけが本を出すことだった」とも。

今年は五輪、世界選手権の開催がないシーズン。7月の日本選手権、9月のアジア大会が一つのターゲットとなるが、「練習はもちろん熱意をもって取り組んでいますが、熱意の方向を見失っている。目標として『これ』というのがない。どうしたいのかを見つけられるシーズンにしていきたいと思っています」。

4月に海外遠征を積んで、4月末に米国で屋外トラックシーズンの初戦を迎える予定だ。複数種目にもトライする構えで、10000mへの挑戦も見られそうだ。

田中らしい、言葉、葛藤、思考が詰まった一冊を「記念碑」にし、これからも新たな世界に向かって挑戦を続けていく。

女子中長距離の田中希実(New Balance)が3月26日、自身初の著書『希(ねが)わくばの詩(うた)』を発売した。それを記念し、出版元の世界文化社が都内の書店でトーク&書籍お渡し会を開き、その後メディアの取材に応じた。 1500m、5000m日本記録保持者で五輪2大会代表の田中。愛書家であり、これまでもコラムなどでその文才に注目を集めてきた。今回の著書は昨年1月の都道府県対抗女子駅伝から9月の東京世界選手権を終えるまでに、田中が書き綴っていた思いを一冊にまとめた。 出版にあたり「走ってきたからこそ本を出せたと思いますが、とても不思議な気持ち」と笑顔。「できるだけ長く、たくさんの人に読んでもらえるように、自分の納得のいかない表現や書き足したいポイントなど、丁寧に編集の方とやりとりしてきました」と明かす。 タイトルには自らの名前の文字でもある「希」を「ねがう」と表現。田中が愛読するファンタジー作家の佐藤とおるさんのエッセイにその表現があったといい、「ファンタジーと現実をつなげるようなことがしたい」という“ねがい”が込められている。 昨年は東京世界選手権で入賞を逃すなど悔しいシーズンとなった。その中で「打ちのめされて、また行く(挑戦)という繰り返しなどの描写が多い」とも。レース前に「負けるのがわかっている」という苦しい気持ちがあふれ、「寝るしかないとなった」など、「出すかどうか迷うような内容」だというその時々の感情、ありのままが記されている。 一つのターニングポイントとなるであろう東京世界選手権を終え、「これから未来に向かうに当たって、何か“差”を出したい。そのきっかけが本を出すことだった」とも。 今年は五輪、世界選手権の開催がないシーズン。7月の日本選手権、9月のアジア大会が一つのターゲットとなるが、「練習はもちろん熱意をもって取り組んでいますが、熱意の方向を見失っている。目標として『これ』というのがない。どうしたいのかを見つけられるシーズンにしていきたいと思っています」。 4月に海外遠征を積んで、4月末に米国で屋外トラックシーズンの初戦を迎える予定だ。複数種目にもトライする構えで、10000mへの挑戦も見られそうだ。 田中らしい、言葉、葛藤、思考が詰まった一冊を「記念碑」にし、これからも新たな世界に向かって挑戦を続けていく。

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