HOME 駅伝、箱根駅伝

2025.12.18

3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝
3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

オンライン会見に登壇した駒大の藤田敦史監督

第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。

これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果たしたあと、至近2大会は青学大の後塵を拝する連続準優勝にとどまっている。

広告の下にコンテンツが続きます

藤田監督は今年のチームについて「4年生を中心にまとまり、力がある」とし、主将の山川拓馬、佐藤圭汰、伊藤蒼唯、帰山侑大という4本柱を軸とするメンバーを評価する。

特に、近年は青学大と比較して課題とされてきた選手層について「夏は4年生に故障者が出るなどしたが、中間層が頑張ってくれた」と藤田監督。特に2年生の坂口雄哉への期待が大きく、「夏合宿では山川と同じ練習をパーフェクトにこなした」という。その反動もあって出雲、全日本では出番がなかったが、「彼が夏に出てきてくれたことで上級生にも刺激が入った」。

また、前回2年生で経験した小山翔也、安原海晴、村上響について、夏前までは「どこか満足感が見られた」というものの、「現状で満足していてはレギュラーを取られるぞ」と声をかけたそうで、「目の色が変わってチームの底上げになった」と目を細める。「次期エースの一番手」と期待する桑田駿介(2年)については「上尾ハーフ以降も順調。自信を持って主要区間に」と話した。

気になる区間配置についても質問が飛んだが、「まだ決まっていない」と苦笑い。ポイントとなる5区、6区の特殊区間は山川、伊藤という強力な経験者がいるものの「そのままでは成長がない。できれば下級生が担って、山川、伊藤を平地に回せれば強みが出る」。ただ、ライバル校の5区候補も強力なため、「判断は悩むところ」と29日の区間エントリー、そして当日まで考え抜くことになりそうだ。

大八木総監督は「まだ底上げができていない部分もあるが、伸びている選手もいる」とし、チーム状況は「80点」と評価。全日本で復活した佐藤については「合宿もあって疲労も出た。2分50秒ペースで押していく走りをしてくれれば」とした。

藤田監督、大八木総監督ともに往路をポイントに挙げ、「往路優勝できるにこしたことはないが、3番以内、トップから2分以内でないと逆転は難しくなる」(藤田監督)と見ている。大八木総監督も「1、2、3区で良い流れを作ること」と力を込めた。

就任3年目で「それほど変化はないが、力の加減を覚えた」と藤田監督。「全日本のメンバープラスαは誰が走っても遜色ない。選手層を武器に戦える自信があります。準優勝、準優勝と来ているので、総合優勝を目指して頑張りたい」と本番へチームを仕上げていく構えだ。

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路が行われる。

第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。 これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果たしたあと、至近2大会は青学大の後塵を拝する連続準優勝にとどまっている。 藤田監督は今年のチームについて「4年生を中心にまとまり、力がある」とし、主将の山川拓馬、佐藤圭汰、伊藤蒼唯、帰山侑大という4本柱を軸とするメンバーを評価する。 特に、近年は青学大と比較して課題とされてきた選手層について「夏は4年生に故障者が出るなどしたが、中間層が頑張ってくれた」と藤田監督。特に2年生の坂口雄哉への期待が大きく、「夏合宿では山川と同じ練習をパーフェクトにこなした」という。その反動もあって出雲、全日本では出番がなかったが、「彼が夏に出てきてくれたことで上級生にも刺激が入った」。 また、前回2年生で経験した小山翔也、安原海晴、村上響について、夏前までは「どこか満足感が見られた」というものの、「現状で満足していてはレギュラーを取られるぞ」と声をかけたそうで、「目の色が変わってチームの底上げになった」と目を細める。「次期エースの一番手」と期待する桑田駿介(2年)については「上尾ハーフ以降も順調。自信を持って主要区間に」と話した。 気になる区間配置についても質問が飛んだが、「まだ決まっていない」と苦笑い。ポイントとなる5区、6区の特殊区間は山川、伊藤という強力な経験者がいるものの「そのままでは成長がない。できれば下級生が担って、山川、伊藤を平地に回せれば強みが出る」。ただ、ライバル校の5区候補も強力なため、「判断は悩むところ」と29日の区間エントリー、そして当日まで考え抜くことになりそうだ。 大八木総監督は「まだ底上げができていない部分もあるが、伸びている選手もいる」とし、チーム状況は「80点」と評価。全日本で復活した佐藤については「合宿もあって疲労も出た。2分50秒ペースで押していく走りをしてくれれば」とした。 藤田監督、大八木総監督ともに往路をポイントに挙げ、「往路優勝できるにこしたことはないが、3番以内、トップから2分以内でないと逆転は難しくなる」(藤田監督)と見ている。大八木総監督も「1、2、3区で良い流れを作ること」と力を込めた。 就任3年目で「それほど変化はないが、力の加減を覚えた」と藤田監督。「全日本のメンバープラスαは誰が走っても遜色ない。選手層を武器に戦える自信があります。準優勝、準優勝と来ているので、総合優勝を目指して頑張りたい」と本番へチームを仕上げていく構えだ。 第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.05.05

【男子八種競技】北村澪音(洛南高3京都) 5995点=高校歴代9位

第79回京都府高校対校選手権大会の京都市内ブロック予選会が5月3日、4日の両日、たけびしスタジアム京都で行われ、男子八種競技で北村澪音(洛南高3京都)が高校歴代9位の5995点をマークした。 中学時代に全中四種競技で優勝 […]

NEWS 世界リレーで北京世界陸上決定 男子マイル・今泉堅貴「最大の目標は達成」決勝逃したことは「反省」

2026.05.05

世界リレーで北京世界陸上決定 男子マイル・今泉堅貴「最大の目標は達成」決勝逃したことは「反省」

ボツワナで行われた世界リレーを終え、北京世界選手権出場権を獲得した男子4×400mリレーメンバーの今泉堅貴(内田洋行AC)がオンラインで会見を開いてレースを総括した。 予選は3分00秒79で5着にとどまり決勝進出を逃した […]

NEWS 前村ディレクター世界リレー総括 男子マイル「入賞をポイントに強化」出場権挑戦続く男子4継はDLとアジア大会でトライ

2026.05.05

前村ディレクター世界リレー総括 男子マイル「入賞をポイントに強化」出場権挑戦続く男子4継はDLとアジア大会でトライ

ボツワナで行われた世界リレーを終え、日本陸連強化委員会の前村公彦ディレクター(短距離)がオンラインで会見を開いて大会を総括した。 今大会は来年の北京世界選手権の出場権獲得を狙い、男子4×100m、4×400m、男女混合4 […]

NEWS 棒高跳・原口篤志が5m50 男子円盤投は幸長慎一が湯上剛輝抑える 齋藤真希は大会新V/水戸招待

2026.05.05

棒高跳・原口篤志が5m50 男子円盤投は幸長慎一が湯上剛輝抑える 齋藤真希は大会新V/水戸招待

日本グランプリシリーズ第7戦の水戸招待が5月5日、茨城県のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、男子棒高跳は原口篤志(大経大院)が5m50で優勝を飾った。 昨年までは東大阪大に所属していたが、今春から大学院生として新たな環 […]

NEWS 【大会結果】2026水戸招待陸上(2026年5月5日)

2026.05.05

【大会結果】2026水戸招待陸上(2026年5月5日)

【大会結果】2026水戸招待陸上(5月6日/茨城県水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸) ●男子 100m M.ウェンデ(豪州)  10秒54(+0.3) 2位 山田晃佑(DEEP JAPAN) 10秒54(+0.3) 棒 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top