第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。
お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確率は0パーセントだ』という事実を伝えました」と明かし、「じゃあ勝つためにはどうするのか。11年で8度勝っている正しいメソッドがある。真摯に向き合って真剣に努力をしていけばおのずと力はついてくるぞ」と鼓舞したという。
夏合宿を経て、世田谷ハーフやMARCH対抗戦で好記録が続出。今回の作戦名は「輝け大作戦」で、「選手だけでなく、チーム、スタッフ、それぞれが輝いて箱根路に一体感を持って取り組んでいきたいと思います。必ず我々は大手町に一番星で帰ってきます。青山学院大学を必ず輝かせます」と力強く挨拶した。
主将でエースの黒田朝日(4年)は「箱根王者の我々青山学院が、新たな歴史を作るための舞台が今年の箱根駅伝だと思っています」と強調。「輝け大作戦ということで、ファンの皆様にもどこの大学よりも輝くキラキラした応援をお願いしたいです」と呼びかけた。
また、4年生の世で2月中旬に死去した皆渡星七さんへの思いもある。前回8区で2年連続区間賞の塩出翔太(4年)は「最後の学生駅伝になるので、しっかり優勝して皆渡星七に良い報告ができるようにしていきたいです」と力強く語った。
前回10区区間賞の小河原陽琉(2年)は「区間賞でしたが、主要区間と言われる区間ではありませんでした。主将区間で好走して、みなさんとここで笑って優勝が報告できるように頑張りたいです」と意気込んでいた。
第102回箱根駅伝は1月2日に往路、3日に復路が行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」
ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]
2025.12.12
全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新
12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]
2025.12.12
箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025