HOME 特集

2025.12.05

NEWS
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦

西山和弥(トヨタ自動車)、竹内竜真(NDソフト)

◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市)

MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、名古屋アジア大会の代表選考やロス五輪MGCの出場権を懸けたレースとなる。

男子には10人が招待選手としてエントリー。資格記録トップは23年ブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)で、2時間6分45秒(23年大阪)を持つ。世界選手権後は故障にも苦しみ、2時間10分台が壁となっているが、初出場の防府から復活を目指す。

広告の下にコンテンツが続きます

2時間6分台をベストを持つ土井大輔(黒崎播磨)、土方英和(旭化成)も有力候補の一角。MGC出場経験のある小山裕太、河合代二(ともにトーエネック)、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)と実力者もそろう。

勢いがあるのが、竹内竜真(NDソフト)。7月のゴールドコースとでは2時間8分38秒の自己新で3位に入った。坂田昌駿(NTN)も3月の大阪で2時間9分08秒と自己ベストを出しており、さらなる記録更新を目指す。

海外勢では拓大出身のW.デレセ(ひらまつ病院)が優勝を目指す。24年の別府大分を制し、今年の同大会でも途中転倒がありながらも、2時間7分46秒のベストをマークした。

一般参加では野中優志(トヨタ自動車)、國行麗生(大塚製薬)、飯田貴之(富士通)、村本一樹(住友電工)らサブテンランナーがそろう。

今大会で2時間9分00秒以内で日本人6位以内に入れば27年に開催予定のロス五輪MGCの出場権を獲得できるため、順位、タイムともに終盤まで目が離せない戦いとなりそうだ。

防府読売マラソンは7日の10時40分にスタート。ソルトアリーナ防府前県道をスタートし、防府市スポーツセンター陸上競技場がフィニッシュとなるコースで行われる。大会の様子はKRY山口放送をはじめ、日本テレビ系列14局で10時25分から放送される。

◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、名古屋アジア大会の代表選考やロス五輪MGCの出場権を懸けたレースとなる。 男子には10人が招待選手としてエントリー。資格記録トップは23年ブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)で、2時間6分45秒(23年大阪)を持つ。世界選手権後は故障にも苦しみ、2時間10分台が壁となっているが、初出場の防府から復活を目指す。 2時間6分台をベストを持つ土井大輔(黒崎播磨)、土方英和(旭化成)も有力候補の一角。MGC出場経験のある小山裕太、河合代二(ともにトーエネック)、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)と実力者もそろう。 勢いがあるのが、竹内竜真(NDソフト)。7月のゴールドコースとでは2時間8分38秒の自己新で3位に入った。坂田昌駿(NTN)も3月の大阪で2時間9分08秒と自己ベストを出しており、さらなる記録更新を目指す。 海外勢では拓大出身のW.デレセ(ひらまつ病院)が優勝を目指す。24年の別府大分を制し、今年の同大会でも途中転倒がありながらも、2時間7分46秒のベストをマークした。 一般参加では野中優志(トヨタ自動車)、國行麗生(大塚製薬)、飯田貴之(富士通)、村本一樹(住友電工)らサブテンランナーがそろう。 今大会で2時間9分00秒以内で日本人6位以内に入れば27年に開催予定のロス五輪MGCの出場権を獲得できるため、順位、タイムともに終盤まで目が離せない戦いとなりそうだ。 防府読売マラソンは7日の10時40分にスタート。ソルトアリーナ防府前県道をスタートし、防府市スポーツセンター陸上競技場がフィニッシュとなるコースで行われる。大会の様子はKRY山口放送をはじめ、日本テレビ系列14局で10時25分から放送される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.05

西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦

◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]

NEWS 細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ

2025.12.05

細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ

◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]

NEWS ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

2025.12.05

ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]

NEWS パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top