HOME 国内

2025.10.05

NEWS
100m予選トップタイムの中島ひとみ 「世界と戦うには11秒3くらいは出さないと」/滋賀国スポ
100m予選トップタイムの中島ひとみ 「世界と戦うには11秒3くらいは出さないと」/滋賀国スポ

滋賀国スポ100m予選に出場した中島ひとみと井戸アビゲイル風果

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)3日目

滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、成年女子100mの予選では世界選手権100mハードル代表の中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設)が全体トップタイムの11秒60(+0.4)で通過した。

予選2組に出場した中島は、東京世界選手権200m代表で7月の日本選手権短距離2冠の井戸アビゲイル風果(福島・東邦銀行)と同じ組に。序盤から中盤にかけて競り合ったが、フィニッシュ前にともに流しつつも、中島が0.05秒差で先着した。

広告の下にコンテンツが続きます

「疲労もありますが、ハードルにつなげるのが狙い」と専門外の100mに出場した理由を説明。また、「日本代表の自分が兵庫チームの中高生といることで伝えられることもあるんじゃないかな」とチームへの思いも語った。

スプリントが持ち味の中島。11秒60は昨年出した11秒88を上回る自己ベストだが、練習時の手動計時ではあるものの、11秒0~1台のタイムを安定して出していると話す。「世界で戦うことを考えた時に11秒3くらいは出せるようにならないと」と、スピードに対する意識は高い。

「(100mと100mハードルの)二刀流をするつもりはないです」と話しつつも、明日の準決勝や決勝にもチャレンジする予定にしている。

広告の下にコンテンツが続きます
◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、成年女子100mの予選では世界選手権100mハードル代表の中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設)が全体トップタイムの11秒60(+0.4)で通過した。 予選2組に出場した中島は、東京世界選手権200m代表で7月の日本選手権短距離2冠の井戸アビゲイル風果(福島・東邦銀行)と同じ組に。序盤から中盤にかけて競り合ったが、フィニッシュ前にともに流しつつも、中島が0.05秒差で先着した。 「疲労もありますが、ハードルにつなげるのが狙い」と専門外の100mに出場した理由を説明。また、「日本代表の自分が兵庫チームの中高生といることで伝えられることもあるんじゃないかな」とチームへの思いも語った。 スプリントが持ち味の中島。11秒60は昨年出した11秒88を上回る自己ベストだが、練習時の手動計時ではあるものの、11秒0~1台のタイムを安定して出していると話す。「世界で戦うことを考えた時に11秒3くらいは出せるようにならないと」と、スピードに対する意識は高い。 「(100mと100mハードルの)二刀流をするつもりはないです」と話しつつも、明日の準決勝や決勝にもチャレンジする予定にしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.05

薫英女学院Aが1時間8分25秒でV2!! 3区間で区間賞の快走 Bチームが2位、白鵬女が3位/くらよし女子駅伝

南部忠平杯第40回くらよし女子駅伝は10月5日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着する女子5区間21.0975kmで行われ、薫英女学院A(大阪)が1時間8分25秒で2年連続4回目の優勝を果たした。 薫英女学院は1区(6km) […]

NEWS 地元・鳥取城北Aが2時間4分24秒で優勝! 1区・本田桜二郎が区間賞で飛び出す 佐久長聖Bが2位/日本海駅伝

2025.10.05

地元・鳥取城北Aが2時間4分24秒で優勝! 1区・本田桜二郎が区間賞で飛び出す 佐久長聖Bが2位/日本海駅伝

第44回日本海駅伝は10月5日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着する男子7区間421.95kmで行われ、地元の鳥取城北Aが2時間4分24秒で優勝した。 鳥取城北AはU20日本選手権で3000mと5000mの2冠を飾った本田 […]

NEWS 寺田明日香“ラストラン”100mHの歴史切り拓いた35歳、福部真子や田中佑美らのサプライズに感涙/滋賀国スポ

2025.10.05

寺田明日香“ラストラン”100mHの歴史切り拓いた35歳、福部真子や田中佑美らのサプライズに感涙/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、成年女子100mハードルで寺田明日香(北海道・ジャパンクリエイト) […]

NEWS 少年男子A100m・清水空跳が10秒19の大会タイV! ライバルと直接対決「勝つことができてうれしい」/滋賀国スポ

2025.10.05

少年男子A100m・清水空跳が10秒19の大会タイV! ライバルと直接対決「勝つことができてうれしい」/滋賀国スポ

滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、少年男子A100m決勝は清水空跳(石川・星稜高2)が10秒19(+0.2)の大会タイ記録で優勝した。 雨中のレースで、ライバルとの今季初の同走。それでも、高校記録保持者は揺るがなかっ […]

NEWS 少年女子A100m・秋澤理沙11秒56の自己新V「タイムはビックリ」インターハイ欠場の悔しさ晴らすうれし涙/滋賀国スポ

2025.10.05

少年女子A100m・秋澤理沙11秒56の自己新V「タイムはビックリ」インターハイ欠場の悔しさ晴らすうれし涙/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、少年女子A100mは秋澤理沙(新潟・東京学館新潟高3)が高校歴代10 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top