◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)
開幕を2日後に控える東京世界陸上の日本代表会見が都内で開かれ、女子5000m、10000mに出場する廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出席した。
前回のブダペストでは10000mで7位入賞。だが、ケガのため昨シーズンを棒に振り、パリ五輪出場を逃した廣中が2年ぶりに世界大会に戻ってきた。
ここまで「4回の高地トレーニングを組んだ」とし、最後の1ヵ月のサンモリッツでも「最初はスタミナを強化しつつ、後半にかけてスピード(練習)をやってきました。今はワクワクしています」とし、5000mはワールドランキングでぎりぎりまで出場権獲得が不透明だったが「心身ともに向かう準備ができています」と力強い。
昨年の状態を考えれば「冬からケガなく継続できていますし、2種目代表になれて本当にうれしいです」と噛み締める。初日10000m決勝、そして6日目に5000m予選が控える。「10000mでは持ち味のスタミナと後半のスピードに対応することがポイント。5000mは距離に対する不安なく『勝負するんだ』という気持ちで、予選から決勝本番だという気持ちで備えたい」。
21年東京五輪にも出場して10000m入賞を果たしたが、「五輪では感じられなかった歓声を受けながら走れるのが楽しみですし、JAPANをアピールできる試合にしたい」と目を輝かせていた。
東京世界陸上は9月13日に開幕。廣中の出場する10000m決勝は初日の午後にスタート。5000mは6日目に予選、8日目に決勝が行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.01
三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位
-
2025.11.01
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.01
鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最 […]
2025.11.01
三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位
11月1日、三井住友海上は所属する根塚みのりが10月末で退部したことを発表した。 根塚は富山県出身の23歳。堀川中では800mで全中5位に入賞したほか、柳樂あずみ(現・名城大)とともに全国中学校駅伝でも活躍した。富山商高 […]
2025.11.01
世田谷246ハーフに青学大・安島莉玖、荒巻朋熙らが登録!中大は吉居駿恭、溜池一太、本間颯らがエントリー
世田谷246ハーフマラソンの主催者は、11月9日に開催される第20回大会のエントリーリストを発表した。 同大会は駒沢オリンピック公園陸上競技場発着で、国道246号や多摩堤通りなどを通るコースで実施。埼玉県で開催の上尾シテ […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望