2025.08.11
8月7日から10日、フィンランド・タンペレででU20欧州選手権が開催され、男子十種競技(U20規格)ではH.トロシアンカ(ポーランド)が8514点(10秒74、7m26、15m48、1m94、46秒21/14秒23、43m36、4m80、68m87、4分28秒59)のU20世界新で優勝した。従来のU20世界記録はN.カウル(ドイツ)の8435点(17年)で、史上初の8500点超えとなった。
トロシアンカは2006年生まれの19歳。昨年のU20世界選手権では銀メダルを獲得している。100mを自己新で発進すると、400m、やり投、棒高跳でも自己記録を更新して新記録を打ち立てた。最終日の男子4×400mリレーにも出場し、ポーランドチームの5位入賞(3分08秒23)に貢献している。
女子5000mではI.フィッツジェラルド(英国)が15分09秒04で、2位以下に30秒以上の大差をつけ圧勝。3000mも8分46秒39で制して2冠を獲得した。男子砲丸投(6kg)では、昨年のU20世界選手権金メダリストJ.ヴァン・ダーレン(オランダ)が21m07でV。円盤投(1.75kg)も63m18でトップに輝いた。
女子七種競技はU20世界選手権金メダリストのJ.コチャック(クロアチア)が6293点で制覇。男子ハンマー投はA.サバドス(ハンガリー)が82m91、女子三段跳はE.G.A.サラセーニ(イタリア)が14m24(±0)といずれもU20世界選手権銅メダルの選手が優勝している。また、女子100mでは2009年生まれの15歳・K.ドゥアラ(イタリア)が11秒22(-0.1)で1位。アンカーを務めた4×100mリレーも43秒72でチームを金メダルに導き、世界に衝撃を与えた。
【動画】女子100m決勝をチェック
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