HOME 高校

2025.07.27

走幅跳・成澤柚日が圧巻の6m40!26年ぶり大会新&高校歴代4位「今までにないぐらい浮いた跳躍」/広島IH
走幅跳・成澤柚日が圧巻の6m40!26年ぶり大会新&高校歴代4位「今までにないぐらい浮いた跳躍」/広島IH

インターハイ女子走幅跳で優勝した成澤柚日

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)3日目

広島インターハイの3日目が行われ、女子走幅跳は成澤柚日(共愛学園3群馬)が26年ぶり大会新、高校歴代4位の6m40(+1.8)で優勝を飾った。

午前に行われた2回試技の予選で5m94(+1.4)と、通貨標準記録(5m80)を1回でクリアして決勝に臨んだ成澤。決勝も1回目に自己記録を9cm更新する6m20(+1.2)をジャンプし、早くも主導権を握る。

広告の下にコンテンツが続きます

続く2回目はファウルとなったが、トップ8に入った3回目にビッグジャンプが飛び出す。4×100mリレーでもチームのアンカーを務めるほどの走力を生かしたジャンプが持ち味。その助走で「すごいスピードが出ていて、それを跳躍に生かすことができました」。1999年に馬場貴子(園田学園・兵庫)が作った大会記録6m33を7cm上回る記録に「今までにないぐらい浮いた感じの跳躍をやり切れました」と胸を張る。優勝が決まった後の最終4回目にも従来の大会記録を超える6m35(+1.5)と圧巻のシリーズで締めくくった。

全中2連覇、前回は2位と世代トップの実績を残してきた成澤。それだけに、「去年2位になってから絶対に優勝するという気持ちで取り組んできました」と、この1年の強い思い振り返る。直前にスケジュールをはじめ大会形式が大幅に変更されたが、その思いは揺るぎなかった。「逆に2本に集中できたので、それも相まって跳べたのかなと思います」。

中野瞳(長田・兵庫/現・KAGOTANI)、髙良彩花(園田学園・兵庫/現・JAL)の高校記録6m44まであと4㎝。「機会があれば狙いたい」と力強く語り、「三段跳でもできれば」と2日後の2種目めに目を向けていた。

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)3日目 広島インターハイの3日目が行われ、女子走幅跳は成澤柚日(共愛学園3群馬)が26年ぶり大会新、高校歴代4位の6m40(+1.8)で優勝を飾った。 午前に行われた2回試技の予選で5m94(+1.4)と、通貨標準記録(5m80)を1回でクリアして決勝に臨んだ成澤。決勝も1回目に自己記録を9cm更新する6m20(+1.2)をジャンプし、早くも主導権を握る。 続く2回目はファウルとなったが、トップ8に入った3回目にビッグジャンプが飛び出す。4×100mリレーでもチームのアンカーを務めるほどの走力を生かしたジャンプが持ち味。その助走で「すごいスピードが出ていて、それを跳躍に生かすことができました」。1999年に馬場貴子(園田学園・兵庫)が作った大会記録6m33を7cm上回る記録に「今までにないぐらい浮いた感じの跳躍をやり切れました」と胸を張る。優勝が決まった後の最終4回目にも従来の大会記録を超える6m35(+1.5)と圧巻のシリーズで締めくくった。 全中2連覇、前回は2位と世代トップの実績を残してきた成澤。それだけに、「去年2位になってから絶対に優勝するという気持ちで取り組んできました」と、この1年の強い思い振り返る。直前にスケジュールをはじめ大会形式が大幅に変更されたが、その思いは揺るぎなかった。「逆に2本に集中できたので、それも相まって跳べたのかなと思います」。 中野瞳(長田・兵庫/現・KAGOTANI)、髙良彩花(園田学園・兵庫/現・JAL)の高校記録6m44まであと4㎝。「機会があれば狙いたい」と力強く語り、「三段跳でもできれば」と2日後の2種目めに目を向けていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top