HOME 国内

2025.06.17

日本選手権アンバサダーに福島千里、室伏由佳、渋井陽子、澤野大地の4氏 “レジェンド”が呼び掛け「国立満員」目指す
日本選手権アンバサダーに福島千里、室伏由佳、渋井陽子、澤野大地の4氏 “レジェンド”が呼び掛け「国立満員」目指す

16年日本選手権の福島千里。史上最多に並ぶ6年連続2冠を日本新で飾る会心のレースだった

日本陸連は6月17日、9月の東京世界選手権の代表選考会となる第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)のアンバサダーとして、現役時代に女子短距離で活躍した福島千里、女子投てきの室伏由佳、女子長距離の渋井陽子、男子棒高跳の澤野大地の4氏が務めると発表した。

4氏は現役時代、いずれも日本記録を打ち立て、国際大会にも出場した“レジェンド”アスリート。福島氏は100mと200m何度も日本記録を打ち立て、100m11秒21(2010年)、200m22秒88(16年)は現在も残る。また、五輪にも3大会連続で出場した。

室伏氏は円盤投(58m62)とハンマー投(67m77)で日本記録をマークし、ハンマー投で2004年アテネ五輪代表。渋井氏は01年エドモントン世界選手権マラソンで4位に入ると、翌年には10000mで30分48秒89の日本新を打ち立て、08年には北京五輪に出場した。澤野氏は05年に5m83に成功し、20年経った現在も日本記録。16年のリオ五輪では7位タイと入賞している。

広告の下にコンテンツが続きます

日本陸連は「国立競技場が観客の皆さんで埋め尽くされ、選手のパフォーマンスが大歓声に包まれる光景を見たい!」として「国立満員」を掲げ、陸上界の総力を結集して、力強い応援を発信していくとしている。

その第1弾として、福島氏がメッセージを寄せ、「私にとって日本選手権は、常に特別な舞台でした。勝つことの喜びや、悔しさ、そして自分自身と向き合う大切な時間――そのすべてが今の私を形作ってくれたと感じています」とし「陸上競技の魅力や日本選手権の熱気を、より多くの方々に届けていけたらと思っています」とコメントしている。

アンバサダーのメッセージは大会公式SNSなどで順次公開されていく。

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連は6月17日、9月の東京世界選手権の代表選考会となる第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)のアンバサダーとして、現役時代に女子短距離で活躍した福島千里、女子投てきの室伏由佳、女子長距離の渋井陽子、男子棒高跳の澤野大地の4氏が務めると発表した。 4氏は現役時代、いずれも日本記録を打ち立て、国際大会にも出場した“レジェンド”アスリート。福島氏は100mと200m何度も日本記録を打ち立て、100m11秒21(2010年)、200m22秒88(16年)は現在も残る。また、五輪にも3大会連続で出場した。 室伏氏は円盤投(58m62)とハンマー投(67m77)で日本記録をマークし、ハンマー投で2004年アテネ五輪代表。渋井氏は01年エドモントン世界選手権マラソンで4位に入ると、翌年には10000mで30分48秒89の日本新を打ち立て、08年には北京五輪に出場した。澤野氏は05年に5m83に成功し、20年経った現在も日本記録。16年のリオ五輪では7位タイと入賞している。 日本陸連は「国立競技場が観客の皆さんで埋め尽くされ、選手のパフォーマンスが大歓声に包まれる光景を見たい!」として「国立満員」を掲げ、陸上界の総力を結集して、力強い応援を発信していくとしている。 その第1弾として、福島氏がメッセージを寄せ、「私にとって日本選手権は、常に特別な舞台でした。勝つことの喜びや、悔しさ、そして自分自身と向き合う大切な時間――そのすべてが今の私を形作ってくれたと感じています」とし「陸上競技の魅力や日本選手権の熱気を、より多くの方々に届けていけたらと思っています」とコメントしている。 アンバサダーのメッセージは大会公式SNSなどで順次公開されていく。

福島さんの日本選手権への思いを込めたメッセージ全文!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top