◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目
学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。女子1500mでは田島愛理(順大)が学生歴代5位の4分14秒77で初優勝を飾った。
「初めての日本一のタイトルを取れてうれしいです」と笑顔がこぼれる田島。4月末の日本学生個人選手権で1500mで3位となってから、「ライバルに負けたくないと思ってやってきました」と振り返る。
最初の400mが69秒の入り。800mは2分19秒で通過する集団の5、6番手につけた田島は「残り300mからいこうと思っていました」。だが、「ハイペースのなか、弱い自分になる」と残り1周に入る手前から思い切って飛び出した。
後続を一気に突き放す、見事なロングスパート。自己ベスト(4分16秒07)を塗り替えるタイムに、「中距離に交じって300mなどスピードを強化してきました」と取り組みの成果を強調する。
静岡・サレジオ高では800m、1500mでインターハイに出場。1500mではU20日本選手権で6位に入賞している。
順大入学後もさらに力を伸ばし、5月の関東インカレでは1500m優勝、500mでは2位に入っている。
7月の日本選手権でシニアのトップ選手たちにチャレンジする。「トップ集団についていって、力を試したい」と力強く話した。
女子1500m 学生歴代10傑をチェック!
4.12.72 道下美槻(立大2) 2021. 7.17 4.13.14 岡本久美子(筑波大4) 1997. 9.12 4.13.82 樫原沙紀(筑波大2) 2021. 5. 9 4.14.5 桑城奈苗(筑波大3) 2003.10.13 4.14.77 田島愛理(順大3) 2025. 6. 6 4.15.25 佐藤由美(京産大1) 1995. 7. 7 4.15.71 柳樂あずみ(名城大1) 2022. 4. 9 4.16.37 飯野摩耶(東農大3) 2014. 7.19 4.16.48 張三記(名商大1) 1994. 6.11 4.16.52 髙松智美ムセンビ(名城大2) 2019. 6.28RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.16
中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役
-
2025.12.16
-
2025.12.16
-
2025.12.16
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.16
中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役
中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]
2025.12.16
今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」
全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]
2025.12.16
赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」
12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]
2025.12.16
お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)
月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳