◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目
2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、女子走幅跳の前回覇者・秦澄美鈴(住友電工)は6m20(+0.9)で4位だった。
前回は17年ぶり日本新となる6m97をマークして優勝している秦。予選は6m35(+0.6)で一発通過を果たし、2連覇を懸けて「いい状態」で決勝のピットに立った。
だが、「助走は悪くないのに、踏み切りが噛み合わない」という今季の課題が、ここでも顔を出す。1回目ファウルのあと、2回目は6m12(+0,7)。そして、3回目がこの日の最高記録となり、4回目以降は記録を伸ばせなかった。「何から受け止めたら良いのか、わかりません」と秦は肩を落とす。
「(連覇への)プレッシャーというよりも不安がずっとあったままでした」と秦。記録に結び付けられなかったのは「自身のなさもあった」と言葉を絞り出す。
それでも、日本記録保持者として、23年のブダペスト世界選手権、昨年のパリ五輪で世界に挑戦し、決勝の壁に跳ね返された悔しさを胸に、厳しいトレーニングを積んできた。「日本選手権までにやるしかない。下を向きたくなるけど、向かずに頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。
竹内真弥(ミズノ)は6m05(+0.2)で8位だった。
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