◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)2日目
2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子1500mに出場した木村友香(積水化学)は4分11秒56で銅メダルを獲得した。後藤夢(ユニクロ)は4分16秒52で6位だった。
序盤から積極的にレースを引っ張った木村。1周目を68秒あたりで入ると、800mは2分17秒とペースを維持。残り1周の鐘とともにペース上げ、抜け出しにかかる。
それに対応したのが李春輝(中国)とP.プージャ(インド)で、残り150mで2人に逆転を許したが、メダルラインは死守。2019年ドーハ世界選手権以来の国際舞台で、メダルを手にした。
「悔しい部分は大きいですが、力はついていると感じられるレースができたのはうれしい」と木村。自己ベストの4分09秒79、5月18日のセイコーゴールデングランプリで出した今季ベストの4分10秒51には及ばなかったが、「本当は4分10秒を切りたかったですが、セイコーは引っ張ってもらって出したタイム。今回は自分で引っ張る展開で押し切れてのタイム」とうなずく。
資生堂から23年8月に積水化学へ移籍。持ち味のスピードを生かし、1500m、5000mを新たなスタートを切った。パリ五輪出場は果たせなかったが、「新しい環境になってやっと結果が出せました」と笑顔がのぞく木村。7月上旬の日本選手権に向けて「1500mで勝負したい」と力強く語った。
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