HOME 海外

2025.04.28

ハンブルクマラソン・男子はキプルトが2時間3分46秒 女子もエデサが大会新V パリ五輪1万m金チェプテゲイは10kmロードで快勝
ハンブルクマラソン・男子はキプルトが2時間3分46秒 女子もエデサが大会新V パリ五輪1万m金チェプテゲイは10kmロードで快勝

22年東京マラソンに出場したアモス・キプルト

4月最後の日曜日となった27日には各地でロードレースが行われた。

ドイツでは第39回ハンブルクマラソンが行われ、男子では東京五輪マラソン代表のA.キプルト(ケニア)が2時間3分46秒の大会新記録で優勝した。

10kmを29分20秒で入ったレースでは、12人の集団が中間点を1時間1分47秒で通過。30km過ぎにキプルトとP.キプリモ(ケニア)ら4人が抜け出すと、35kmでキプルト、キプリモの一騎打ちに。最後はキプルトの仕掛けにキプリモが対応できずに後退して勝負が決した。

キプルトは32歳。22年ロンドンで優勝を果たしており、自己記録は22年東京で出した2時間3分13秒となっている。キプリモが2時間4分01秒で2位。E.サング(ケニア)が2時間4分30秒で3位に入った。

女子でも大会新記録が誕生し、24年、25年の大阪国際女子で連覇を飾っているW.エデサ(エチオピア)が2時間17分55秒で快勝した。元世界記録保持者のB.コスゲイ(ケニア)に31秒差をつけての優勝だった。

また、インドではバンガロール10kmロードが行われ、5000m、10000m世界記録保持者でパリ五輪10000m金メダルのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が27分53秒で優勝を飾った。3月の東京マラソンで9位に敗れて以来のレースとなったチェプテゲイは「準備期間が短かったが、勝てて良かった」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます
4月最後の日曜日となった27日には各地でロードレースが行われた。 ドイツでは第39回ハンブルクマラソンが行われ、男子では東京五輪マラソン代表のA.キプルト(ケニア)が2時間3分46秒の大会新記録で優勝した。 10kmを29分20秒で入ったレースでは、12人の集団が中間点を1時間1分47秒で通過。30km過ぎにキプルトとP.キプリモ(ケニア)ら4人が抜け出すと、35kmでキプルト、キプリモの一騎打ちに。最後はキプルトの仕掛けにキプリモが対応できずに後退して勝負が決した。 キプルトは32歳。22年ロンドンで優勝を果たしており、自己記録は22年東京で出した2時間3分13秒となっている。キプリモが2時間4分01秒で2位。E.サング(ケニア)が2時間4分30秒で3位に入った。 女子でも大会新記録が誕生し、24年、25年の大阪国際女子で連覇を飾っているW.エデサ(エチオピア)が2時間17分55秒で快勝した。元世界記録保持者のB.コスゲイ(ケニア)に31秒差をつけての優勝だった。 また、インドではバンガロール10kmロードが行われ、5000m、10000m世界記録保持者でパリ五輪10000m金メダルのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が27分53秒で優勝を飾った。3月の東京マラソンで9位に敗れて以来のレースとなったチェプテゲイは「準備期間が短かったが、勝てて良かった」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.31

9月の東京世界陸上から全女子選手対象に遺伝子検査 世界陸連「女子スポーツの健全性の保護と促進」

世界陸連(WA)は7月30日、女子選手の公平性を確保するため、世界選手権などに出場する全女子選手に対し、1回限りの遺伝子検査を実施すると発表した。 9月1日から発効され、9月13日開幕の東京世界選手権(東京・国立競技場) […]

NEWS 東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

2025.07.31

東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

7月31日、世界陸連(WA)は東京世界選手権の出場資格を示すランキング「Road to Tokyo25」を更新し、男子100mで桐生祥秀(日本生命)が出場資格を得られるターゲットナンバー(TN)圏内に浮上した。 このワー […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

2025.07.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」 猛暑! この言葉で誰もが合点するほどの暑さである […]

NEWS ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

2025.07.31

ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

9月21日に開催されるベルリンマラソンの主催者は7月30日、女子の招待選手を発表し、日本からはパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)と、2時間18分59秒の日本記録を持つ前田穂南(天満屋)がエントリーした。 鈴木はパ […]

NEWS 100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

2025.07.31

100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

7月31日、女子100mハードルの田中佑美(富士通)が茨城県の筑波大で公開練習を行った。 ドリルやスキップ走などで身体をほぐし、バーベルを使った補強運動をこなした田中。軽めのメニューとしながらも、一つひとつの動きを確かめ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top