HOME 国内

2025.04.01

オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」
オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」

西山雄介(トヨタ自動車)

男子マラソンで22年オレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)が自身のSNSを更新し、1ヵ月の育児休暇を取得したことを明かした。

西山は「一般的な育休とは違い、トヨタ(自動車)のスポーツ選手専用の育休制度。競技と育児の両立ができる」と説明する。

広告の下にコンテンツが続きます

22年11月に第一子、昨年12月に第二子が誕生。「現役中に子どもとの時間を大切にしたいという思い」から関係各所の協力を得て制度を作ってもらったという。

現役アスリートが育休を取るのは極めて珍しいが、「これをきっかけに取得する選手、また、取得を考えてみようかなと思う選手が少しでも増えたら」と思いを明かす。期間は約1ヵ月で「感謝しながら、良い時間を過ごしていきたいです」と綴っている。

西山は22年オレゴン世界選手権では世界選手権日本人最高タイムの2時間8分35秒で13位。昨年の東京マラソンでは2時間6分31秒で日本人トップとなったが、パリ五輪出場の条件だった設定記録にあと41秒届かなかった。そのレースの後には、前年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で46位となった後は引退も考えたと明かし、歩いたばかりの当時1歳4ヵ月の愛娘の姿に現役続行を決意したと話し、家族の存在の大きさを物語っていた。

男子マラソンで22年オレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)が自身のSNSを更新し、1ヵ月の育児休暇を取得したことを明かした。 西山は「一般的な育休とは違い、トヨタ(自動車)のスポーツ選手専用の育休制度。競技と育児の両立ができる」と説明する。 22年11月に第一子、昨年12月に第二子が誕生。「現役中に子どもとの時間を大切にしたいという思い」から関係各所の協力を得て制度を作ってもらったという。 現役アスリートが育休を取るのは極めて珍しいが、「これをきっかけに取得する選手、また、取得を考えてみようかなと思う選手が少しでも増えたら」と思いを明かす。期間は約1ヵ月で「感謝しながら、良い時間を過ごしていきたいです」と綴っている。 西山は22年オレゴン世界選手権では世界選手権日本人最高タイムの2時間8分35秒で13位。昨年の東京マラソンでは2時間6分31秒で日本人トップとなったが、パリ五輪出場の条件だった設定記録にあと41秒届かなかった。そのレースの後には、前年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で46位となった後は引退も考えたと明かし、歩いたばかりの当時1歳4ヵ月の愛娘の姿に現役続行を決意したと話し、家族の存在の大きさを物語っていた。

マラソンの西山雄介が育休取得!最愛の家族との写真も公開

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.22

ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのクオルタネゲームズ(フィンランド)が行われ、男子やり投にディーン元気(ミズノ)が出場した。 気温の低いコンディションのなか、ディーンは3回目にシーズンベストとなる77m83 […]

NEWS 男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

2025.06.22

男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

広島インターハイ出場を懸けた中国地区大会の2日目が行われ、男子100mでは渡邊隆喜(広島国際学院3)が大会記録および自己記録を更新する10秒39(+1.3)で優勝を飾った。 レースは広島県大会優勝者の荒谷匠人(近大東広島 […]

NEWS 清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

2025.06.22

清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

◇インターハイ北信越地区大会(6月19~22日/福井・福井県営陸上競技場)3日目 広島インターハイを懸けた北信越大会の3日目が行われ、男子100mでは、昨年のインターハイ2位で今年5月に10秒20をマークしている清水空跳 […]

NEWS 女子4×100mRは中京大中京が45秒83で制す! 2位・宇治山田商も好タイム連発 男子走高跳・海野颯人が2m07の自己新/IH東海

2025.06.22

女子4×100mRは中京大中京が45秒83で制す! 2位・宇治山田商も好タイム連発 男子走高跳・海野颯人が2m07の自己新/IH東海

◇インターハイ東海地区大会(6月20日~22日/三重・三重交通G スポーツの杜 伊勢)2日目 広島インターハイ出場を懸けた東海地区大会の2日目が行われ、女子4×100mリレーでは、昨年の全国優勝校・中京大中京(愛知)が4 […]

NEWS 志學館大が4時間16分37秒88で初出場を決める! 女子は福岡大が出場権獲得/全日本大学駅伝九州地区選考会

2025.06.21

志學館大が4時間16分37秒88で初出場を決める! 女子は福岡大が出場権獲得/全日本大学駅伝九州地区選考会

◇全日本大学駅伝九州地区選考会(6月21日/福岡大) 第56回全日本大学駅伝九州地区選考会が行われ、志學館大が4時間16分37秒88で初出場を決めた。 広告の下にコンテンツが続きます 強化に着手している志學館大は、すべて […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会