2025.03.10
3月6日から9日の4日間、オランダ・アペルドールンで欧州室内選手権が開催され、五輪・世界選手権金メダリストのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が男子1500m、3000mの2冠達成した。記録は3分36秒56、7分48秒37。3大会連続での2種目制覇、3000mについては4連覇となった。
男子七種競技ではS.スコトハイム(ノルウェー)が6558点(6秒93、7m95、14m39、2m19/8秒04、5m10、2分32秒72)の欧州新で優勝した。従来の欧州記録はスコトハイム自身が2月にマークした6484点だった。
スコトハイムは現在22歳。パリ五輪では十種競技に出場し、棒高跳で記録なしに終わったものの最後まで競技を続け、同胞の金メダリスト・M.ルースへのサポートにも力を尽くしたことから、世界陸連(WA)アワードのフェアプレー賞にも選ばれている。十種競技の自己ベストは8635点。
女子60mハードルではD.カンブンジ(スイス)が7秒67の欧州新V。姉のM.カンブンジ(スイス)は60mで7秒02の2位だった。60mはZ.ドッソ(イタリア)が今季世界最高の7秒01で制している。
女子砲丸投はオレゴン世界選手権銅メダルのJ.シルダー(オランダ)が今季世界最高の20m69で優勝。パリ五輪金メダルのY.オグンレイエ(ドイツ)が19m56で2位に続いた。男子走高跳ではO.ドロシチュク(ウクライナ)が今季世界最高の2m34で自己新V。男子三段跳はパリ五輪銅メダルのA.ディアス・ヘルナンデス(イタリア)が17m71で制し、こちらも今季のリストトップとなっている。女子走高跳は世界記録保持者のY.マフチク(ウクライナ)が1m99で3連覇した。
国別メダルではオランダがトップ。4×400mリレーで男子、女子、男女混合の3種目を制するなど、7つの金メダルを獲得した。2位に英国、3位にフランスと続いた。
【動画】欧州室内選手権最終日のハイライト
https://youtu.be/iP6gf1l5W_Y?si=aA146aqyNOD3wGWLRECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.06
クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる
11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]
2025.11.05
全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕
全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望