HOME 駅伝

2024.11.25

箱根駅伝予選会トップ通過の立教大 林虎大朗「最後は2区を走りたい」新指揮官は「予言者」
箱根駅伝予選会トップ通過の立教大 林虎大朗「最後は2区を走りたい」新指揮官は「予言者」

プーマのイベントに出席した立教大の3選手

プーマは11月25日、駅伝やマラソンが本格化するシーズンに向けた「EKIDEN GLOW PACK」を発売するにあたり、トークセッションに来年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する立教大の髙林祐介監督と林虎大朗、稲塚大祐、山口史朗の3選手が登壇。その後、3選手が取材に応じた。

10月の箱根駅伝予選会をトップ通過した立教大。さらに、11月3日の全日本大学駅伝では初出場で初シード権獲得となる7位に入るなど勢いに乗っている。

広告の下にコンテンツが続きます

箱根駅伝を前にここまでを振り返り、稲塚は「夏はあまり調子が良くなかったですが、今は右肩上がりできています」と言う。林は「ケガもなく順調に練習も消化できています」とし、「箱根駅伝予選会、全日本の疲労をうまくさばくのが大事なる」。全日本で6区区間5位と健闘した山口は「さすがに疲労もあって少し調子を落としましたが、今の流れで行ければ大丈夫」と語った。

シード権を狙う中で、先日のMARCH対抗戦ではライバル校たちが好記録を連発し、「怖さも感じた」(稲塚)が、3人とも「トラックとロードは別物。箱根駅伝は持ちタイム通りにならないので焦りはありません」と口をそろえる。

選手として、そしてコーチとしても駒大で豊富な経験を積んでいる髙林監督が今年就任。林は「髙林さんは“予言者”だと思っています。設定タイムなど、髙林さんを信じれば何でも有言実行になるんじゃないかと確信しています。監督を信じてやっていくだけ」と厚い信頼を置く。

今回、発表された「EKIDEN GLOW PACK」はレーシングモデルを含む5モデル。カラーリングには白ベースに「ピュア グロー」が採用され、夜明け前の薄暗さから輝く未来を表現したグラデーションとなっている。

広告の下にコンテンツが続きます

3選手とも、普段からいろいろなタイプのシューズを用途によって履き分けているそうで、稲塚は「テンポ良く走りたい時はディヴェイト ニトロ エリート 3を使います」、林は「スピードを出す時はファストアール ニトロ エリート 2を履いています」。カーボン入り以外のシューズで脚作りするようで、山口は「30km走もジョグシューズですることで、きついですが力がついている感じがします」と話す。

箱根駅伝でのシード獲得に向けて、林は「この40日間でできることは限られていますが、特別なことをする必要はないと思っています。体調不良にだけ気をつけてやっていきます」とし、「一番盛り上がるのは往路。最後なので2区を希望します」とエース区間に名乗りを上げた。

「EKIDEN GLOW PACK」は11月25日に一部店舗で予約開始、29日から一般販売される。

プーマは11月25日、駅伝やマラソンが本格化するシーズンに向けた「EKIDEN GLOW PACK」を発売するにあたり、トークセッションに来年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する立教大の髙林祐介監督と林虎大朗、稲塚大祐、山口史朗の3選手が登壇。その後、3選手が取材に応じた。 10月の箱根駅伝予選会をトップ通過した立教大。さらに、11月3日の全日本大学駅伝では初出場で初シード権獲得となる7位に入るなど勢いに乗っている。 箱根駅伝を前にここまでを振り返り、稲塚は「夏はあまり調子が良くなかったですが、今は右肩上がりできています」と言う。林は「ケガもなく順調に練習も消化できています」とし、「箱根駅伝予選会、全日本の疲労をうまくさばくのが大事なる」。全日本で6区区間5位と健闘した山口は「さすがに疲労もあって少し調子を落としましたが、今の流れで行ければ大丈夫」と語った。 シード権を狙う中で、先日のMARCH対抗戦ではライバル校たちが好記録を連発し、「怖さも感じた」(稲塚)が、3人とも「トラックとロードは別物。箱根駅伝は持ちタイム通りにならないので焦りはありません」と口をそろえる。 選手として、そしてコーチとしても駒大で豊富な経験を積んでいる髙林監督が今年就任。林は「髙林さんは“予言者”だと思っています。設定タイムなど、髙林さんを信じれば何でも有言実行になるんじゃないかと確信しています。監督を信じてやっていくだけ」と厚い信頼を置く。 今回、発表された「EKIDEN GLOW PACK」はレーシングモデルを含む5モデル。カラーリングには白ベースに「ピュア グロー」が採用され、夜明け前の薄暗さから輝く未来を表現したグラデーションとなっている。 3選手とも、普段からいろいろなタイプのシューズを用途によって履き分けているそうで、稲塚は「テンポ良く走りたい時はディヴェイト ニトロ エリート 3を使います」、林は「スピードを出す時はファストアール ニトロ エリート 2を履いています」。カーボン入り以外のシューズで脚作りするようで、山口は「30km走もジョグシューズですることで、きついですが力がついている感じがします」と話す。 箱根駅伝でのシード獲得に向けて、林は「この40日間でできることは限られていますが、特別なことをする必要はないと思っています。体調不良にだけ気をつけてやっていきます」とし、「一番盛り上がるのは往路。最後なので2区を希望します」とエース区間に名乗りを上げた。 「EKIDEN GLOW PACK」は11月25日に一部店舗で予約開始、29日から一般販売される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

NEWS SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行われた。 […]

NEWS 名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

2025.12.30

名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]

NEWS 2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top